
中国・四川省の観光地で、崖のブランコ体験中に安全装置の異常を訴えていた女性観光客が、スタッフによる確認が行われないまま転落死する事故が発生した。
6日(現地時間)の香港メディア、ザ・スタンダードによると、3日、四川省華鎣市の馬溜岩滝観光地で観光客のリュウさんが崖のブランコの体験中に転落し、死亡した。
当時撮影された映像には、リュウさんが「固定が十分にされていない」「結ばれていない」と強く訴える姿が収められていた。しかし現場のスタッフは運行を止めることも装置を再点検することもなく、そのまま続行した。結局リュウさんが出発地点を離れた直後に安全ロープが切れ、崖下へ転落した。
この施設は今年3月15日に開業した高所観光施設で、高さ168メートルに達する。運営会社は「スイングの軌道は300メートルに及ぶ」と宣伝しており、利用料金は1回につき398元(約8,500円)だったという。
中国当局は3月1日から高リスクの遊具施設に対する安全技術基準を強化していたが、現場では規定が適切に守られていなかったとの指摘が出ている。
華鎣市の事故調査チームは、今回の事件を「企業の生産安全責任事故」として暫定的に認定し、関連機関や責任者を対象に、正確な事故原因と安全規定の順守状況について調査を進めている。事故を受けて、当該公園は全面的に休園した。













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