
インドネシアで川に入っていた30代の女性がワニに襲われ、命を落とした。住民らが捜索に乗り出す中、ワニが遺体を口にくわえて水面に現れる場面が目撃され、現場は大きな衝撃に包まれた。
イギリスのデイリー・メールは17日(現地時間)、インドネシア・アチェ州 テルクダラム地域ルアン・ボヤ川で、35歳のジュスミタワティさんがワニに襲われ死亡したと報じた。
現地警察によると、ジュスミタワティさんは15日、友人とともに川で貝を採取していたが、友人と離れて川の奥へ進んだ後、突然水中に姿を消したという。
知らせを受けた夫や住民たちは直ちに捜索を開始した。数百人の住民が川沿いに集まり、警察や軍の部隊も捜索に加わり、川周辺をくまなく探した。
捜索が続く中、川の一方で巨大なワニが姿を現した。住民たちが見守る中、ワニはゆっくりと水面に上がり、口には女性の遺体をくわえていた。
一部の住民は枝を持ってワニを追い払おうとし、別の住民はロープで遺体を引き上げようと試みた。しかし、ワニは川に沿って移動し、遺体を離さなかった。
緊迫した状況の中、最終的に一人の住民がワニに向けて銃を発射した。弾丸が顔付近に命中すると、ワニは体をひねりながら水中に消え、住民たちはその隙に遺体を引き上げた。
救助隊は現場でジュスミタワティさんの死亡を確認し、家族は遺体を受け取り葬儀の手続きを進めた。
◆ 捜索中に現れたワニ…住民の銃撃にまで発展

現地警察は、該当のワニが依然として川周辺に留まっている可能性があるとして、住民に川への接近を控えるよう呼びかけている。
テルクダラム地域の当局も、村のリーダーを通じて警告放送を実施し、川や河口、近隣の水域での活動に注意するよう求めた。
この地域では、川での貝採取や入浴、釣り中にワニに襲われる事故が繰り返し発生している。当局は野生動物管理機関と協力し、該当のワニへの対応策を検討中だ。
インドネシアでは、ワニによる襲撃が比較的頻繁に報告されている。毎年100件を超える襲撃があり、2024年には170件以上の被害で90人以上が死亡したと集計されている。













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