有名歌手が相次ぎ離脱すると「高額ギャラの退屈な歌手たち」と痛烈批判
リー・グリーンウッドや軍楽隊を前面に、「史上最高の集会」を予告

米国建国250周年記念行事を巡る公演ボイコット論争が、ドナルド・トランプ米大統領の毒舌で拡大した。有名歌手たちが行事への参加を次々と撤回すると、トランプ大統領は彼らを「才能がなく、人を眠らせる歌手たち」と貶した。
トランプ大統領は4日(現地時間)、自身のソーシャルメディア、「トゥルース・ソーシャル」で今月24日午後7時にワシントンD.C.で米国建国250周年を記念する大規模な行事を開くと明らかにした。
彼はこの行事を「史上最高の集会」と表現した。ワシントンD.C.を「完全に美しく装飾され、世界で最も安全な都市の一つ」と持ち上げた後、「我が国250年の歴史を記念して生中継で最高の集会を披露する」と述べた。さらに「あらゆる面で特別な行事になる」とし、「史上最高の集会になる」と強調した。

論争を呼んだのは公演をキャンセルした歌手たちを狙った発言だった。トランプ大統領は「我々は才能がなく高額な出演料だけを受け取って人々を眠らせる歌手たちを望んでいない」とし、「彼らに家にいるように言った」と主張した。そして「我々が望むのは皆さんと私、数人の演説者、そして皆さんが長年聴いてきた最高の音楽だけだ」と付け加えた。
ニューヨーク・ポストによると、行事のステージにはトランプ大統領の代表的な支持曲として知られる「ゴッド・ブレス・ザ・U.S.A.」を歌ったリー・グリーンウッドが立つという。トランプ大統領はグリーンウッドが自分を紹介する予定だと明かした。
声楽家のクリストファー・マッキオも出演する。トランプ大統領はマッキオについて「伝説的なルチアーノ・パヴァロッティ以来、そのような声はなかった」と絶賛した。マッキオは「誰も寝てはならぬ」、「ハレルヤ」、「アヴェ・マリア」、「ゴッド・ブレス・アメリカ」などを歌う予定だ。
トランプ大統領は米陸軍バンド「パーシングス・オウン」、軍合唱団、米海兵隊軍楽隊、合同軍合唱団も行事に参加すると説明した。彼はここに「素晴らしく非常に品格のある紳士として知られるドナルド・J・トランプ大統領も共にいる」と記した。
歌手たち次々と離脱…行事の性格論争
今回の論争は米国建国250周年記念行事である「UFC Freedom 250」を巡って起こった。この行事はトランプ大統領が行政命令を通じて作った組織が主導する行事だと伝えられている。
ブルームバーグ、AFP通信などによると、当初行事にはラッパーのヤングMC、グループのコモドアーズ、モーリス・デイ、ロックバンド「Poison」のボーカル、ブレット・マイケルズ、カントリー歌手のマルティナ・マクブライドなどが出演する予定だったという。
しかし一部の歌手たちは行事がトランプ政権と結びついている事実を後になって知り、参加を撤回した。政治行事に動員されるように見えることに負担を感じたと伝えられている。
米国建国250周年という国家的記念行事が非党派的祭典ではなく、トランプ大統領の政治行事のように変質したという批判も出た。
トランプ大統領はこのようなボイコットの動きに屈せず、むしろ直接行事を宣伝し、既存の出演者を嘲笑し、親トランプ傾向の人物と軍楽隊を前面に出した集会形式で行事を再構成する意向を明確にした。
「史上最高の集会」と自賛…政治行事化批判

トランプ大統領の投稿は行事を単なる記念コンサートではなく政治集会として位置づけるような表現で満ちていた。彼は「史上最高」という表現を繰り返した。
米国独立250周年は2026年7月4日前後に全国的に記念される大規模な国家行事だ。しかし今回の「UFC Freedom 250」論争はトランプ大統領が別組織を通じて行事を推進することで始まった。
海外メディアは有名歌手たちの離脱後、トランプ大統領がこれを「才能のない歌手」問題にすり替え、逆襲に出たと伝えた。ボイコットを受けた行事を失敗と認めるよりも、自身と支持層中心の大規模集会に再包装したという見方も出ている。
トランプ大統領は投稿の最後まで、自らを行事の出演者であるかのように紹介した。米国建国250周年を祝う行事でありながら、結局はトランプ大統領自身が舞台の中心になることを印象づける内容だった。













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