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文化大革命などを題材としたアート作品で知られる「ガオ兄弟」の兄ジェン、「中国の烈士への侮辱」を理由に逮捕

佐藤美穂 アクセス  

共産主義の正当性に疑義を呈し、中国の文化大革命や天安門事件を題材とした作品などで評価されている中国のアーティストデュオ「ガオ兄弟(高氏兄弟)」のガオ・ジェンが中国の公安当局に逮捕されたことが明らかになった。

2日(現地時間)、「The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)」は、ガオ・ジェンの弟であるガオ・チアンが、メールで取材に応じた内容を報じた。

「先月26日、北京近郊にある河北省三河市のスタジオに30人ほどの公安が押し入り、兄に携帯電話を渡すよう要求したが拒否したところ、そのまま手錠をかけられて逮捕された」と語った。

2年前、アメリカの永住権を取得して移住したガオ・ジェンだが、逮捕当時は妻子とともに、親戚に会うため、中国を訪れていたという。

公安当局はスタジオを強制捜査し、複数の作品を押収した。いずれも文化大革命をテーマとしたものだが、大半が10年以上前に制作されたものだという。

その中には毛沢東を風刺した「ミス マオ(Miss Mao)」などが含まれていた。

なお、ガオ・ジェンにかけられた容疑は「中国の英雄と殉難者への侮辱」だという。

2018年に中国では建国の礎となった英雄や公共のために犠牲になった烈士の名誉を傷つけることを禁止する「英雄烈士保護法」が制定された。

特に習近平国家主席への批判を抑える世論対策の一環として、2021年3月の改正法では最長で禁固3年に処されることになった。

ガオ・チアンは「兄が拘束されて以来、ひどい鬱病に苦しんでおり、まともに眠れていない」と話し、「法律が施行される前に行われた制作行為に対して、遡及的に処罰を適用することは『不遡及の原則』に反し、法治国家では決してありえない。警察がなぜ、今、兄を逮捕したのか理解できない」と語った。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

コメント1

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コメント1

  • yuukinosight

    一般我々は中国内政条件合意を祝う外交的儀礼語法としての「中国の共産主義」をまっすぐ受け取るので衆愚は物知り贔屓に陥りがちとされる警戒信義が不更新の政治的怠惰を正当と偽る類の衆愚制につながる。一般は共産国に地勢史・民族の条件とか皆無からの単純すぎるような共産主義儘の国家体制を想像しても実は人道無矛盾なのが共産主義の実力でもある。だから、写真のガオ兄弟の作品近影を修辞美学にも及ぶ共産主義として簡単すぎる?と訝り「私は自分のことばかり考えていて構わない」と決めて意見感想する人がいても意味は「違わない」、事情関係具体識者に比べて一般は決して無知のうちには入らない。理由は権威美術の国際合意による。

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