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2025年06月07日土曜日
ホームトレンドスポーツ「ミスター・プロ野球」長嶋茂雄氏が89歳で逝去…"巨人軍は永遠に不滅です"の名言残し肺炎で死去

「ミスター・プロ野球」長嶋茂雄氏が89歳で逝去…”巨人軍は永遠に不滅です”の名言残し肺炎で死去

引用:読売

日本野球を代表する巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏が3日に死去した。享年89歳。長嶋監督は「ミスター・プロ野球」の愛称で親しまれ、日本プロ野球における巨人の黄金時代を築いた。選手、監督、終身名誉監督として活躍し、野球選手出身では初めて文化勲章を受章した。

時事通信によると、長嶋監督は同日午前、東京都内の病院で肺炎により死去したという。

1936年生まれの長嶋監督は1958年に読売ジャイアンツ(巨人)に入団し、チームの看板打者として活躍した。日本プロ野球通算17シーズンで打率3割5分4厘、444本塁打、1,522打点で6回打撃王を獲得した強打者だった。1974年、「私は今日引退しますが、巨人軍は永遠に不滅です」という言葉を残し引退した。

引退直後は巨人の監督に就任し、5回のセ・リーグ優勝と2回の日本シリーズ制覇を果たした。2001年に監督を退任後、日本代表監督を務めたが、2004年に脳卒中で倒れ第一線を退いた。

2013年には松井秀喜氏とともに国民栄誉賞を受賞した。2021年開催の東京五輪開会式では王貞治、松井氏とともに聖火ランナーを務めた。同年、プロ野球選手出身として初の文化勲章受章を果たした。

長嶋監督は国民的英雄として敬愛された。1960~70年代、多くの国民が仕事後の野球観戦を最大の楽しみにしていた時代、人気球団・巨人の中心選手だった長嶋氏は国民的人気を博した。訃報を受け、社会全体で哀悼の意が広がっている。

時事通信は「長嶋監督は『ミスター・プロ野球』の愛称とともに愛された」と伝えた。

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