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【イスラム過激派】シリアで自爆テロ発生、武装集団乱入で死傷者多発…血と瓦礫で覆われた教会

佐藤美穂 アクセス  

引用:Times Of India
引用:Times Of India

アフマド・アル・シャラア大統領が政権を掌握する前に発生した事件

イスラム過激派勢力の活動活発化に対する懸念も

シリアの首都ダマスカス郊外にあるギリシャ正教会で22日(現地時間)、自爆テロが発生し、少なくとも20人が死亡したと、国営通信SANAや中国の新華社などが報じた。

報道によると、事件が起きたのはドウェイラ地区にあるマル・エリアス教会で、聖餐式の最中に武装集団が教会に乱入して銃を乱射し、さらに1人が爆弾を身に着けたまま自爆したという。

シリア保健省によれば、この爆発により少なくとも52人が負傷したとのことだ。

ロンドンに拠点を置くシリア人権監視団(SOHR)は、死者は19人以上、負傷者は数十人にのぼるとしており、現地メディアの一部は子どもも犠牲者に含まれていると伝えている。

シリアでキリスト教会が標的となる大規模テロが発生するのは数年ぶりだ。アフマド・アル・シャラア大統領政権が国内の統制を完全には掌握できていない中、イスラム過激派によるテロの再発が懸念されている。

現時点で犯行声明は出ていないが、シリア内務省は、過激派組織「イスラム国(IS)」の構成員とみられる人物が教会に侵入し、銃を発砲した後に自爆したと発表した。現場の目撃者もこれを裏付ける証言をしている。

シリアのハムザ・ムスタファ情報相は「卑劣なテロ行為は、我々の社会を支える市民的価値に反する」と強く非難し、「政府はテロ組織を根絶し、国民の安全を守るため全力を尽くす」と述べた。

マル・エリアス教会の聖職者ムサ・クーリン氏は、AP通信の取材に「犯人は最初に手榴弾を教会内に投げ、その後銃を乱射し、信徒が制止しようとしたところ、入り口で自爆した」と説明している。

また、現場近くを車で通りかかった別の目撃者によれば、実行犯には共犯者が2人いたとされ、彼らは教会の外で銃を発砲した後、逃走したという。

教会側は、事件当時350人がミサに参列しており、確認された死者数は20人にのぼると発表している。

爆発直後には治安部隊と救助隊が現場に急行した。報道機関が公開した現場の写真には、血と瓦礫で覆われた教会内部の惨状が映し出されていた。

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