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“フランス国民俳優”ジェラール・ドパルデュー、2018年の性暴行容疑で裁判へ…女優アルヌーは『7年間は地獄』と涙

望月博樹 アクセス  

ジェラール・ドパルデュー、2018年に女優を2度性暴行した容疑で裁判へ
「女優とは合意の関係だった」と容疑を否認…4年前にもセクハラで物議

フランスで「国民俳優」と呼ばれるジェラール・ドパルデューが、再び女優への性暴行容疑で裁判にかけられることになった。

2日(現地時間)、フランスの放送局「BFM TV」によると、ドパルデューは2018年8月、パリの自宅で女優シャルロット・アルヌーに対し2度の性暴行を行った容疑がかけられている。

引用:YouTube 
引用:YouTube 

事件直後、アルヌーはドパルデューを告訴したが、2019年6月に警察と検察の捜査段階で十分な証拠が見つからず、不起訴処分となった。しかしその後、アルヌーが予審判事に再び告訴状を提出し、正式な捜査が進められてきた。

アルヌーは「この7年間は恐怖と地獄だった」「今回の決定は一種の司法的真実の回復だ。あまりに大きな出来事で実感が湧かないが、安堵を感じている」と述べた。

一方ドパルデューは「アルヌーとは合意の上だった」と容疑を否認している。弁護士は「ドパルデューは裁判付託命令に控訴する予定であり、捜査判事は弁護権に十分な重きを置かなかった」と主張している。

ドパルデューは過去にも性犯罪スキャンダルに巻き込まれてきた。

2021年には映画『Les Volets Vertsers』撮影現場で美術担当や助監督の臀部や胸を触るなどセクハラをした容疑で起訴され、今年5月に一審で執行猶予付きの懲役刑判決を受けた。

AFP通信は「有罪判決と、ここ数年の数多くの他の疑惑により、半世紀にわたってフランス映画界の巨匠と見なされてきた彼の名声は取り返しがつかないほど損なわれた」と指摘した。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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