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「娘を守るべき母親が加担…小学生へのわいせつ行為で2人に実刑」裁判所「被害は極めて深刻」

望月博樹 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

母親と知人への犯行で懲役2年2か月・2年4か月…「深刻な被害」
SNSで知り合い 2021年8月と昨年12月に計2回犯行

知人から金銭を受け取り、小学生の娘にわいせつ行為を許した女に実刑判決が下された。

NHKや日本テレビによると、19日、青森地裁弘前支部の𠮷山貴昌裁判官は、同意のないわいせつ行為などの罪に問われている被害者の母親(38)と知人の金谷瀧羅被告(28)に、それぞれ懲役2年2か月、同2年4か月の実刑判決を言い渡した。

裁判所は、金谷被告の性的逸脱行動の矯正と母親の生活習慣の改善が必要だとして、刑期のうち4か月に3年間の執行猶予と保護観察を付けた。

𠮷山貴昌裁判官は「被害者は精神的苦痛を抱えており、年齢を重ねるにつれてその苦痛が増すと見込まれる。保護すべき立場の母親が犯行に加担したことで、今後の成長や発達に深刻な影響を及ぼす恐れがあり、被害の結果は極めて深刻だ」と指摘した。

そのうえで、母親が自身の責任を認め、更生の意思を示している点を考慮したと量刑理由を説明した。

金谷被告は母親とSNSを通じて知り合い、昨年12月には共謀して現金30万円を支払い、県内のホテル客室で被害者と約30分間入浴し、わいせつ行為に及んだとされる。

二人は被害者が小学校入学前の2021年8月にもわいせつ行為を行った容疑でも起訴されていた。

今月3日の公判で母親は「娘に謝罪したい」、「娘の手本となる母親になりたい」と述べた。金谷被告も「被害者に深い傷を与え、トラウマを負わせた。深く反省している」と証言した。判決後、弁護側は控訴の可否について明言を避けた。

望月博樹
editor@kangnamtimes.com

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