
【引用:トヨタ】トヨタのフレームベースSUV『フォーチュナー』が2026年モデルへと進化する。ピックアップトラック『ハイラックス』のプラットフォームを基盤とするこのモデルは、東南アジアやインド、オセアニアなどで高い人気を誇る。従来型が耐久性と悪路走破性で支持を得たのに対し、新型は電動化と先進装備を導入し、商品力を大幅に高めた。

【引用:トヨタ】新型フォーチュナーは既存の2.8リッターディーゼルターボに加え、ハイブリッド仕様を新たに設定。電気モーターと内燃機関の組み合わせにより、市街地では静粛かつ高効率、長距離では力強い走行性能を発揮する。また一部市場では2.4リッターガソリンターボ(T24A-FTS)およびそのハイブリッド仕様も投入予定。最新の8速ATと4WDシステムが組み合わされ、最大500Nmのトルクと3,100kgの牽引能力を実現する。

【引用:トヨタ】デザインも全面的に刷新された。大型グリルとスリムなLEDヘッドライトを組み合わせた新フロントマスクは力強さと上質さを両立。リアには新デザインのLEDテールランプを採用し、サイドラインの直線的な造形と合わせて堂々とした印象を与える。インテリアでは12インチタッチスクリーンを中心に最新インフォテインメントを搭載し、ワイヤレスApple CarPlay/Android Autoに対応。上級グレードにはプレミアムオーディオも備わり、快適性をさらに高めている。

【引用:トヨタ】安全性能も強化された。新世代トヨタセーフティセンスを標準装備し、衝突回避支援、車線逸脱防止、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニターなどを搭載。さらにトレーラー牽引時の揺れを抑えるトレーラースウェイコントロールや4×4システム、リアデフロックも採用され、オフロードでも安定した走行を実現する。オーストラリアの安全評価機関ANCAPでは最高の5つ星を獲得している。

【引用:トヨタ】フォーチュナー2026年モデルは、堅牢性と信頼性という強みを維持しつつ、ハイブリッド化と装備の充実で「実用SUV」から「グローバル戦略SUV」へと進化した。現行モデルはオーストラリアで約5万〜6万豪ドル(約490万〜590万円)で販売されており、新型ではハイブリッド導入により価格上昇が予想される。トヨタがフォーチュナーを通じて世界SUV市場でどのような戦略を展開するか、注目が集まる。
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