
スペイン南部のマラガ=コスタ・デル・ソル空港を発ち、英国のロンドン・ガトウィック空港に向かっていたイージージェットの機内で、89歳の女性が死亡しているのが確認された。乗客の一部は「女性は搭乗時ですでに亡くなっていた」と主張しており、航空会社と家族の対応を批判する声が出ている。
21日(現地時間)、英紙「ザ・サン」の報道によれば、当該便は18日午前の出発直前、乗務員が機内の乗客の状態に異常を確認し、離陸を中止した。救急隊と空港当局が確認した結果、女性は死亡していたことが判明した。
目撃者の証言によれば、女性は車椅子で搭乗した。周囲の乗客は「女性の頭が垂れ下がり、目を開けたり動いたりする様子はなかった」とし、「同伴していた家族が頭を支えていた」と述べている。別の乗客はSNS上で「イージージェットは亡くなっている人物を航空機に乗せた」と批判を展開した。
論争の対象となった女性の家族は、航空会社の職員に対し「祖母は体調が悪く、眠っている状態だった」と説明した。目撃者の中には、家族の一人が自ら医療従事者であると名乗っていたとする証言もある。
イージージェットは公式声明を出し、「当該乗客は搭乗前に、医師が搭乗適性を証明する『Fit to Fly(搭乗可能健康証明書)』を提出していた」と説明した。その上で、「乗客と乗務員の安全を最優先し、医療上の緊急事態と判断して即座に対応した。深い哀悼の意を表する」としている。
今回の事案により、当該便は約12時間の遅延を余儀なくされた。航空会社は影響を受けた乗客に対し、食事と飲料のクーポンを提供した。スペイン市警察は女性の死亡時刻と経緯を詳しく調査しており、家族が当時の状況を正確に把握していたかについても捜査を進めているとしている。













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