
中国のある農村が、婚外妊娠や婚前同居、域外出身者との結婚などに対して罰金を科す規定を掲げ、大きな論争を巻き起こしている。
26日(現地時間)、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」が報じたところによると、最近、雲南省臨滄市のある村に設置された結婚関連の掲示板の写真が、オンライン上で急速に拡散した。掲示板には「村の規則:すべての人は平等である」という見出しの下、住民の生活全般を規制する各種条項と罰金基準が記されていた。
掲示内容によると、婚姻届を提出しないまま妊娠した場合は3,000元(約6万5,000円)、婚前同居をした場合は毎年500元(約1万1,000円)、他地域出身者と結婚した場合は1,500元(約3万3,000円)の罰金を科すと規定されていた。また、結婚後10か月以内に子どもが誕生した場合にも3,000元の罰金を支払う必要があるほか、夫婦間の争いにより村の幹部が仲裁に入った場合、夫婦それぞれが500元を負担するとの内容も含まれていた。
このほか、他の村で飲酒後に騒ぎを起こした場合は3,000元から5,000元(約6万5,000円から約10万8,000円)、村内で事実無根の噂を流した場合は500元から1,000元(約1万1,000円から約2万2,000円)の罰金を科すとする条項も明記されていた。
この掲示物が拡散すると、中国のオンラインコミュニティでは「時代錯誤だ」「事実上の金銭搾取ではないか」といった批判が相次いだ。
論争が拡大すると、臨滄市当局は、問題となった公告文はすでに撤去されたと明らかにした。当局は、当該規定は村委員会が独自に掲示したもので、上級機関への報告や承認を受けた事実はないと説明している。あわせて、他地域出身者や他民族との結婚を禁止する公式な地域規定は存在しないと付け加えた。













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