
中国の電気自動車(EV)メーカーであるBYDが、ハイブリッド車を除いた純電気自動車(BEV)の年間販売台数においても米テスラを上回り、世界単独首位に浮上する見通しだ。
報道によると、成長を続けるBYDが年間販売台数で世界最大のEVメーカーであるテスラを正式に上回る準備が整ったと伝えられている。
グローバル市場調査会社「Statista」によると、2025年1月から9月までのBYDのBEV累積販売台数は約161万台に達した。同期間、テスラは約122万台のEVを販売するにとどまった。
生産台数では2024年の段階ですでにBYDがテスラを上回っていたが、販売台数ではテスラが優位を保っていた。2024年の実績はテスラが179万台、BYDが176万台であった。
しかし2025年は、第3四半期までにBYDがテスラより38万8,000台多く販売し、その差を大きく広げた。これにより、年間販売台数でもBYDが首位に立つことが確実視されている。
専門家らは、BYDが2025年に初めて年間販売200万台を容易に突破するとの見方を示している。
その一方で、テスラは2025年9月、米国の電気自動車補助金制度の終了を前に四半期販売が一時的に約50万台まで急増したが、その後は販売が鈍化するとの予測が優勢だ。
ドイツ銀行は、テスラの第4四半期の販売台数を40万5,000台程度と保守的に予測しており、北米と欧州の販売は約3分の1、中国では10パーセント程度減少すると見込んでいる。
トランプ大統領の就任以降、テスラは今後、完全自動運転(FSD)事業が本格化すれば業績改善が可能になると予想される。
米投資銀行「TD・Cowen」のイタイ・ミカエリ氏は、テスラが運転者の介入を最小化する機能を実際に導入し、FSD能力を成功裏に実装すれば、車両に対する需要をさらに創出するだろうと指摘した。
テスラは、自動運転ロボタクシーモデルである「サイバーキャブ」を2026年に量産開始する計画を明らかにしている。また、2025年10月には、主力製品であるモデル3とモデルYの仕様を抑えた低価格モデルも発売した。













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