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「頭からネジが出ている」訴えも“幻覚扱い”──患者が自力で取り出した衝撃の医療現場

竹内智子 アクセス  

引用:UTOPHOTO
引用:UTOPHOTO

14か月前に頭蓋骨切開手術を受けたカナダの女性が、朝に目を覚ますと、頭蓋骨から金属ネジが押し出されているのを発見した。

現地時間13日付のカナダ放送協会(CBC)は、カナダのサスカトゥーンに住むステファニー・フォレさんが8日、自分の頭から金属ネジが体外に出てくるのを見つけたと伝えた。フォレさんは当時について「目が覚めたとき、頭に強い圧迫感を感じた。よく見るとネジが頭の外に出ようとしていた」と語った。

14か月前、フォレさんは脳腫瘍治療のため、頭蓋骨の一部を切開する開頭術を受けた。脳腫瘍治療薬を毎日服用している彼女は、腫瘍を除去する目的でこの手術を受けたという。手術後、医療チームは頭蓋骨を再固定するために金属板と小さなネジを使用した。フォレさんは「そのネジの一つが時間とともに緩み、外に出てきたようだ。まるで内側から何かに引っかかれるような感覚だった」と説明した。

彼女はロイヤルユニバーシティ病院の救急室を訪れ、約5時間半待った末に診療を受けた。しかし医師は「ネジではなく幻覚だ。ネジのように見える嚢腫に過ぎない」と言い、帰宅を勧めた。フォレさんは他の医師や看護師の診療も求めたが、病院側は「他の患者を診なければならない」として拒否した。

結局、帰宅したフォレさんは、彼氏の助けを借りてピンセットでネジを取り除いた。「ネジは明らかに外に出ようとしていた。時間が経つにつれ少しずつ出て来ていたので、取り除くのは難しくなかった」と話す。

フォレさんは過去に大腸炎が悪化した際にも医療チームに症状を認めてもらえなかった経験があると述べ、「その場合は医師の立場もある程度理解できた」と語った。しかし今回のネジの件については「何が起こっているのか一目瞭然なのに無視され、さらにイライラした」と訴えた。さらに「医師たちは高い報酬を受け取っており、その分の責任を果たさなければならない」と述べ、病院に正式に問題提起する計画を明らかにした。

病院を管轄するサスカチュワン州保健当局は「患者様が受けられた苦痛と我々とのコミュニケーションに対する懸念を真摯に受け止めている」とし、「患者の意見を外部に漏らさないという患者中心のサービス体制で運営している。今回の問題を早急に解決し、サービスの更なる改善を目指していきたい」と述べた。

ただし「個人情報保護法により、特定の事例や個人については言及できかねる」として、事件に対する具体的見解は示さなかった。

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