
米国カリフォルニア州オレンジ郡で、男が子犬をフェンス越しに投げ捨てて遺棄する様子が捉えられ、怒りが広がっている。
4月10日(現地時間)、ニューヨーク・ポストなどによると、現地の動物保護機関ミッション・ビエホ・アニマル・サービス・センターは事件当時のCCTV映像を公開し、容疑者の特定に向けて市民に情報提供を呼びかけた。
公開された映像には、午前3時25分頃、赤いセダンが保護施設の出入り口前に停車し、男が車から降りて子犬を出入り口の隙間から投げ入れる様子が映っていた。男はほとんどためらう様子も見せずに子犬を投げ入れ、そのまま車に戻って立ち去った。
当局は、事件現場がいわゆる「コヨーテ出没地域」として知られていることから、遺棄された子犬は野生動物に襲われる危険が高かったと説明した。
幸い、子犬は周辺をさまよった末、近くの動物救急診療所にたどり着いた。診療所のスタッフが子犬を見つけ、直ちに保護したという。現在、子犬は保護施設に移され、治療を受けながら回復に向かっている。
センター側は「カリフォルニア州法では、動物の遺棄は明確な違法行為に当たる」とした上で、「飼育が難しい場合でも、合法的かつ人道的な方法で保護施設に引き渡さなければならない」と説明した。
映像が公開されると、SNS上では地域住民や動物保護団体から怒りの声が相次ぎ、男への非難が広がった。
センター長のブリン・ラビソン氏は声明で、「今回の事件は非常に衝撃的で、決して容認できない行為だ」と述べ、「無防備な動物を捨てることは、その命を深刻な危険にさらすだけでなく、法律違反にも当たる」と指摘した。さらに、「動物の世話ができない事情がある場合でも、安全で合法的な代替手段はある」と強調した。
映像がオンライン上で拡散されると、地域住民からは事件の残虐さに対する強い憤りの声が上がり、徹底した捜査を求める声も広がった。現在、現地警察と動物保護当局は、CCTV映像の分析や寄せられた情報を基に、男の行方を追っている。













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