
アメリカのニューヨークで、10代の少年が女子生徒を地面に叩きつけ、頭部を踏みつけた容疑で逮捕された。被害生徒は脳震盪などのけがを負い、病院で治療を受けており、被害者の母親は「娘が生きて帰ってきたのは奇跡だ」と怒りを露わにした。
ニューヨーク・ポストは23日(現地時間)、警察と被害者家族などの話として、ニューヨークのイースト・ハーレムで14歳の少年が15歳の女子生徒を襲撃した事件が発生したと報じた。事件は20日午後3時30分頃、イースト107丁目と3番街の交差点付近で起きた。
電話番号の要求を拒否され、道を塞いで脅迫

SNSで拡散した映像には、加害容疑をかけられている少年が横断歩道付近で女子生徒の行く手を阻む様子が映っていた。彼は女子生徒を脅迫し、周囲の同年代の一人はそれを止めるどころか煽るような態度を見せた。
女子生徒が彼を避けて立ち去ろうとすると、少年は腕を伸ばして再び立ちはだかった。その後、女子生徒が振り返って歩き出そうとした瞬間、少年は後ろから捕まえて持ち上げ、歩道に叩きつけた。倒れた女子生徒は身動きができない状態だったが、彼は頭部を足で踏みつけて現場を去った。
現地の情報筋によると、被害に遭った女子生徒は少年からの電話番号の要求を拒否した後、襲撃されたという。ただし、正確な動機は捜査と裁判手続きを通じて明らかになる見込みだ。
被害者の母親「数週間いじめが続いていた…娘が死ぬ可能性もあった」

被害女子生徒の母親ルシンダ・アロヨさんはニューヨーク・ポストとのインタビューで、娘が事件の前から数週間いじめを受けていたと主張した。彼女は加害容疑をかけられた少年が娘と同じ学校に通い、継続的に関心を求め、最終的に暴力に発展したと明かした。
アロヨさんは「これはいじめではなく明らかな暴行だ」とし、「少年は私の娘を殺す可能性もあった」と述べた。さらに「娘の人生が完全に変わってしまった」と訴えた。
被害女子生徒は脳震盪と出血、首の怪我、ひどい頭痛などを負ったとされる。アロヨさんは娘に潜在的な脳損傷の可能性も指摘され、今後理学療法を受ける必要があると述べた。
被害生徒は、ニューヨーク・イーストハーレムのチャータースクールに通う高校1年生(9年生)で、事件当時はスカッシュの練習に向かう途中だった。彼女は暴行後、救急車の中で意識を取り戻し、2日間入院した。最近になってようやく歩けるようになり、食事も取れるようになったという。
「映像が娯楽のように拡散した」…加害側は反論
被害者の家族は事件後、暴行の映像がSNSで繰り返し共有されたことにも怒りを示した。アロヨさんは「みんなが娘を助けるのではなく、映像を撮って見ているだけだった」とし、「映像が娯楽のように拡散したことが最も腹立たしい」と述べた。
彼女は娘を再び同じ学校に通わせない意向も示した。「その学校は娘を安全に守れない」という理由からだ。
加害容疑をかけられている少年は暴行の容疑でマンハッタン家庭裁判所少年部に出頭した。現地の報道によると、裁判所はメディアの法廷立ち入りを許可せず、少年は審理後も拘留状態が続いているという。
少年の母親シリマ・アレンさんは被害者側の主張に反論した。彼女は「むしろ被害生徒が息子をいじめていた」とし、息子が先に学校でいじめを受けていたと主張した。また、息子が電話番号を要求したという疑惑も否定した。
アレンさんは映像が始まる前に被害女子生徒が先に息子を押したとし、息子の行動はそれに対する報復だったと主張した。ただし、ニューヨーク・ポストは彼女が追加の映像を持っていると述べながらも、それを公開しなかったと伝えた。
警察は現在、少年に暴行の容疑を適用している。事件の映像が急速に拡散する中、ニューヨークでは青少年の暴力、学校の安全、SNSの傍観文化に関する議論も高まっている。













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