
ケビン・ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長指名者の承認は、順調に進む見通しとなった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は26日(現地時間)、ウォーシュ氏の承認に反対してきたトム・ティリス上院議員(共和党、ノースカロライナ州選出)が賛成する意向を示したことで、最後の障害が取り除かれたと報じた。
ティリス氏は、ジェローム・パウエル現FRB議長に対する米司法省の捜査を理由に、これまでウォーシュ氏の承認に消極的だった。しかし、捜査が24日に終結したと伝えられたことを受け、ティリス氏は26日に声明を出した。同氏は声明で、司法省が捜査を終結させたこと、また3月に連邦判事が大陪審召喚状の発付を禁じた判決に対する控訴について、「法律上の原則に基づくものであり、召喚状の再発付を目的とするものではない」とする説明を信頼すると述べた。そのうえで、捜査の再開が正当化されるのは監察官による刑事告発があった場合に限られると指摘し、「こうした確信に基づき、ケビン・ウォーシュ氏のFRB議長への承認を支持する」と表明した。
ティリス氏はNBCの討論番組「ミート・ザ・プレス」でも、パウエル議長に対する捜査が終結したことを明らかにした。同氏の今回の発言により、パウエル議長の任期が満了する5月15日までに、ウォーシュ氏の承認が可能となった。
共和党は上院銀行委員会で13対11と過半数を占めているが、仮にティリス氏がこれまで通り反対の立場を取っていれば、承認案の通過が遅れる可能性があった。













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