
アメリカの人気シットコム『フレンズ』の主要キャストが、再放送に伴う分配金として年間約2,000万ドル(約33億円)を受け取っているとされる。
リサ・クドロー(62)は米誌TIMEのインタビューで、自身の代表作『フレンズ』を振り返り、放送終了後も続く作品の影響力や収益について語った。
1994年から2004年までの10シーズンにわたり、個性的で温かみのあるフィービー・ブッフェ役を演じたクドローは、2023年に54歳で死去した共演者マシュー・ペリーをしのび、最近あらためて作品を見返したと明かした。
クドローは「彼の死後、初めて作品を見直した。以前は自分の演技の気になる点ばかりに目が向いていたが、今回は作品そのものの完成度の高さを改めて実感した」と語った。
さらに「あの作品は特別な経験だった。今後どんな仕事をしても、あのような時間は二度と得られないと思う」と述べ、作品への思いをにじませた。

共演者への評価についても言及した。クドローは自身のフィービー役について「まあまあうまくやれたと思う」と控えめに語る一方、ジェニファー・アニストン(レイチェル役)とコートニー・コックス(モニカ役)の演技を高く評価した。
また、デヴィッド・シュワイマー(ロス役)とマット・ルブラン(ジョーイ役)のコメディ演技に触れ、チャンドラー・ビング役のマシュー・ペリーについては「誰にも代えがたい存在だった」と振り返った。
クドローは『フレンズ』が、現在の若い世代にとっては経験しにくい「純粋さ」を持つ作品だとしつつ、制作の裏側にあった苦労についても語った。
主要キャスト6人は強い結束で知られ、シーズン1では1話あたり2万2,500ドル(約361万円)だった出演料が、シーズン9・10では1話あたり100万ドル(約1億6,000万円)にまで上昇したことでも知られている。一方で、制作現場では脚本チームとの間に緊張感が生じる場面もあったという。
クドローは「毎回約400人の観客の前で収録を行っていた。せりふを間違えたり、観客の反応が思うように得られなかった場合には、その場で厳しい指摘を受けることもあった」と当時を振り返った。
そのうえで「『フレンズ』について否定的に語ることはない」と述べ、放送終了から20年以上が経過した現在でも、同作が特別な作品であり続けていると強調した。













コメント0