
福島県で黒熊が製鉄所と近隣地域を徘徊し、住民と従業員4人を襲う事故が起きた。4日の産経新聞やAP通信などによると、2日に福島県笹木野地域のある製鉄所で熊が人を襲ったとの通報があったという。監視カメラの映像には、黒熊1頭が製鉄所の入口付近で従業員を追いかけて襲う様子が映っていた。
20代の従業員が逃げようとしたが、熊に捕まって倒され、その後建物内に入った熊は60代の従業員まで襲った。熊はその後、別の会社の60代の従業員と近隣に住む80代の住民も襲い、あわせて4人がけがをした。幸い、負傷者の命に別状はないという。
事故の発生後、当局は付近の道路を封鎖し、緊急銃猟の作業に着手した。3日には麻酔銃を発射したが、熊は麻酔されず興奮した状態のまま移動したという。現在、熊はバリケードと遮断施設で囲まれた建物内に閉じ込められており、当局は罠3つを設置して捕獲作業を続けている。
日本では近年、野生熊の生息地の変化や餌不足などの影響で、都市部や産業施設付近に熊が出没する事例が相次いでいる。













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