
『実話探査隊(韓国語原題訳)』では、インターネット配信者をめぐる不当な契約の実態に迫った。
18日夜に放送されたMBC『実話探査隊』では、配信者を対象とした「奴隷契約」の問題が取り上げられた。
個人メディアが全盛を迎えるなか、多くの視聴者から支持を集める配信者は、若者たちの憧れの職業となっている。しかし、「人生を変えてあげる」というエンターテインメント会社の誘いを受けて契約した結果、奴隷のような立場に置かれたと訴える配信者たちがいた。契約を拒否しようとすると、社会に出たばかりの若者には支払いが難しい数千万ウォン(約数百万円)規模の違約金が発生するという。
こうした問題は、バーチャル配信者にも及んでいた。顔を公開せず、キャラクターを通じて活動できることが大きな特徴で、個人情報が流出するリスクが少ないことから、10代や20代を中心に急速に広がった。高価な機材がなくても、スマートフォンやカメラを使ってアバターで活動できる時代となり、配信者向けのキャラクターショップも活発に運営されている。バーチャル配信者であれば誰もが自分だけの高価なキャラクターを持ちたいと考えるが、未成年者にとってはキャラクターの購入自体が簡単ではなかった。そうした状況につけ込んで近づく大人もいたという。ダソムさん(仮名)は18歳で所属事務所と契約した。ファンを名乗っていた事務所の代表は、契約後に態度を一変させたという。ダソムさんは「代表から『したい』と言われた」として、性的関係を求められたと主張した。さらに、「時間があるたびにそうした性的な話をしてきた」と語った。
しかし、ダソムさんは一度も不満を訴えることができなかった。その理由は、バーチャル配信者にとって致命的とされる「赤い薬(キャラクターを演じる本人の身元や素顔が明らかになることを指す業界用語)」の存在だった。バーチャル配信者のRyu Eumiは、「バーチャル配信とは、現実の人物というよりも、仮想空間に存在するキャラクターを演じる、いわば声優のような存在だと考えてほしい。そのため、キャラクターを演じている本人の素性を明かす『赤い薬』は、そのキャラクターへの没入感を損なうため、バーチャル配信者にとって致命的なものになる」と説明した。
こうしたバーチャル関連の会社の中には、事業者登録すら行っていない「幽霊会社」同然の業者もあるという。実際に番組で問題となった会社の事業者登録番号を確認したところ、エンターテインメント会社ではなく、今年1月に閉業した済州島(チェジュ島)のカフェとして登録されていたことが分かった。













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