
フランスがロシアの制裁回避手段として指摘されるいわゆる「シャドーフリート」所属の油槽船を再び拿捕し、対ロシア圧力を一層強化した。
25日(現地時間)のロイター通信によると、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、フランス海軍がシチリア近海でロシアと関連したシャドーフリート所属の油槽船1隻を遮断・拿捕したと明らかにしたという。マクロン大統領はこれを「ロシアのシャドーフリートに対するフランスの新たな措置」とし、「制裁を回避して戦争資金を調達しようとする試みを引き続き阻止する」と強調した。
シャドーフリートとは、ロシアが西側の原油輸出制裁を回避するために運用する老朽船のネットワークを指す。これらの船舶は国籍を頻繁に変更したり、虚偽の積荷書類を使用したり、船舶自動識別装置(AIS)を切ったりする方法で原油を運送し、国際社会の監視網を逃れてきた。欧州連合(EU)と主要7か国(G7)はこれをロシアの戦争資金源と規定し、取り締まりを強化している。
今回の措置は英国の強硬対応に続く後続措置という点でも注目される。英国は14日、英国の海峡でロシアのシャドーフリート油槽船を特殊部隊を投入して拿捕し、積載された原油を売却してウクライナ支援に活用する案まで検討している。これに対しクレムリン(ロシア大統領府)は原油が売却される場合、あらゆる法的対応に出ると強く反発した。
欧州各国は最近シャドーフリートの取り締まりを相次いで拡大している。フランスと英国に続き、ベルギーやフィンランド、エストニアなども疑わしい船舶に対する検査と拿捕を強化しており、ロシアのエネルギー輸出を遮断してウクライナ戦争への資金を圧迫する戦略を本格化している。













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