
BYDがグローバル市場での攻勢を強める中、韓国では同社のSEALION 7など6車種で安全に直結するソフトウェアの欠陥が確認され、リコール対象となった。自動車の欠陥は販売国を問わず消費者の信頼に影響を与える問題であるため、グローバル販売拡大を狙うBYDにとっては軽視できない知らせだ。
韓国で確認されたBYDのシートベルト警告エラー
韓国国土交通部は、2日にBYD、ヒョンデ、メルセデス・ベンツ、ボルボ、ステランティス、ジャガーランドローバーなど6社38車種、合計14万6,505台に対する自発的是正措置(リコール)を発表した。このうちBYDはSEALION 7を含む6車種1万8,091台が対象だ。

欠陥内容は、シートベルト未着用警告が他の通知に隠れて画面に表示されないソフトウェアのエラーで、韓国の安全基準に不適合との判定を受けた。BYDは先月19日から順次無償修理を実施している。
今回のリコール、特に注目すべき国は日本?

BYDは最近数年間、日本市場で顕著な成長を見せている。BYD JAPANによれば、2025年の国内販売台数は3,742台で前年比68%増加し、3年連続の成長を続けており、2025年第4四半期の販売実績も、BEVとPHEVを合わせて前年同期を大きく上回るペースで推移したという。
さらに、2026年上半期にはDOLPHINとATTO 3のアップデートモデルを発表し、今夏には軽自動車EVのRACCOまで投入する予定であり、ラインナップの拡張が続く時期だ。販売が増え、新モデルの発売が相次ぐ中で、海外で発生した安全関連のリコールは、ブランドの品質管理レベルを測る指標として受け取られる可能性がある。

安全問題は国境を問わない
今回の韓国リコールはシートベルト警告表示というソフトウェア的欠陥で、ディーラーネットワークを通じた無償修理で対応される。韓国国土交通部が確認した事案であるため、海外で販売された車両にも同様の問題が当てはまるかどうかは別途確認が必要だが、同じモデルを保有する消費者はソフトウェアの履歴などを点検する必要がある。
BYDがグローバル市場で販売を迅速に増やしているため、今回の韓国発リコールの知らせは単なる海外ニュースで終わらない可能性が高い。新車発売と販売拡大に見合った品質管理体制が整っているかが、今後BYDのグローバル市場定着を占う重要な鍵となりそうだ。













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