トヨタ、EV開発中止で部品メーカーに損失補償…「数百億円の可能性」

トヨタ自動車が、電気自動車(EV)開発の中止に伴い、部品メーカーに設備投資損失の一部を補償することを決めたと、3日に日本経済新聞が報じた。
同紙は、損失規模が数百億円に上る可能性があると伝えた。
トヨタは5月29日、高級車ブランド「レクサス」のセダン型EV「LF-ZC」の開発を中止すると明らかにした。
同車種には新型高性能バッテリーと「ギガキャスト」技術が導入される予定だった。ギガキャストとは、高温で溶かしたアルミニウムを高速・高圧で金型に流し込み、車体部品を一体成形する最先端技術だ。車体部品の製造時間を短縮する画期的な技術とされる。
これに向けた設備投資を進めてきた部品メーカーなど、トヨタのサプライチェーンにはEV開発中止の影響が広がっている。
トヨタは、LF-ZCに関連する損失や補償金の処理について「企業ごとに状況が異なるため、個別にコミュニケーションを取っている」と同紙に答えた。
同紙によると、トヨタ系の主要自動車部品メーカーは、それぞれ数十億円規模の損失を被る見通しだ。
トヨタは、こうした部品メーカーの損失を補償する計画だ。日経は、この補償がトヨタの「業績に新たな下押し要因となるとみられる」と伝えた。













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