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「「たかが水で済ませたつもりが」ウォッシャー液の代わりに水を入れて起きた思わぬ代償

山田雅彦 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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代表的な車の消耗品であるウォッシャー液が切れた際や、節約のために水道水を入れるドライバーは意外と少なくない。どちらもフロントガラスに噴射して拭き取る液体のため、大きな違いはないように見えるが、実際には季節や時間の経過とともに予想外の問題につながる。特に注意すべき3つの問題を見ていく。

冬場は水が凍り、部品が破損する

最も深刻なのがこの問題だ。ウォッシャー液にはメタノールやエタノールなどの不凍成分が含まれており、マイナス20℃以下でも凍らないよう設計されている。一方、水は0℃でそのまま凍結する。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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問題は、水が凍る際に体積が約9%膨張する点だ。膨張した氷は、ウォッシャー液のリザーバータンクや接続ホースから、圧力を生み出すウォッシャーモーター(ポンプ)に至るまで、プラスチック製部品の内側を押し広げ、細かな亀裂を生じさせる。気温が上がって氷が溶けると、その隙間から液体が漏れ始め、ひどい場合はタンクやポンプごと交換しなければならないこともある。冬場の視界確保が最も必要な時期に、肝心のウォッシャー液が出ない最悪の状況を招くことになる。

油膜や虫の跡が落ちにくくなる

ウォッシャー液には界面活性剤や洗浄成分が含まれており、道路上の排気ガス、油膜、虫の死骸など、油分を含む汚れをガラス表面から効果的に落とす。水にはこうした成分がないため油分となじみにくく、ワイパーで拭いても汚れが薄く広がり、かえって視界を曇らせることが多い。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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特に夏場に高速道路を走行した後、フロントガラスに乾いてこびりついた虫の跡は、水だけではほとんど落ちない。ワイパーが汚れを取り除くのではなく、ガラスの上に薄く塗り広げるような状態になり、晴れた日に正面から日光を受けると、一瞬で視界が大きく低下する危険もある。

時間がたつと水が傷み、噴射口が詰まる

ウォッシャー液には微生物の増殖を抑える成分が含まれているが、水にはそれがない。リザーバータンク内にたまった水は、暖かい季節なら数日たつだけで藻類や細菌が繁殖しやすい環境になる。実際に、長く放置されたウォッシャータンク内で、青藻のように色が変わったり、ぬめりのある異物が見つかったりすることは珍しくない。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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こうして繁殖した微生物の残骸や、水に含まれるミネラル成分は、時間の経過とともにウォッシャーノズルの細い噴射口を徐々に詰まらせる。ある日ウォッシャーボタンを押した際、片側だけしか噴射されなかったり、噴射角度がずれてガラスに当たらなかったりした場合は、この問題が原因である可能性が高い。

節約のつもりが部品代の負担につながる

このほかにも、水道水に含まれるミネラル成分が乾くと、ガラスに薄い白濁した跡(水垢)を残すことがある。タンク内で増殖した微生物がにおいの原因となり、エアコンをつけたときの不快なにおいにつながる場合もある。ただし、この2つは上記の3つの問題に比べれば、相対的に深刻度は低い。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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ウォッシャー液の価格は数百円程度だが、冬場の凍結でタンクやポンプを交換することになれば、その数倍、多い場合は数十倍の費用がかかる。すぐにウォッシャー液が切れた場合、水で一時的に応急処置することはできるが、できるだけ早く専用のウォッシャー液に入れ替えておく方が安全だ。

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