
歌手で女優のソン・ダムビが、フィギュアスケート元韓国代表イ・キュヒョンによる10代の弟子への性暴行未遂事件をめぐり、悪質コメント投稿者2人を相手取って起こした2,300万ウォン(約250万円)の損害賠償訴訟で、裁判所はそれぞれ30万ウォン(約3万円)、20万ウォン(約2万円)、合計50万ウォン(約5万円)の支払いを命じた。
7日、ヘラルド経済によると、ソウル西部地方裁判所民事12単独のイ・グァニョン部長裁判官は、ソン・ダムビが悪質コメント投稿者2人に対して提起した訴訟で、支払いを命じる判断を下した。ソン・ダムビは当初、他の投稿者3人に対しても同様の訴訟を起こしていたが、裁判の過程で訴えを取り下げている。
ソン・ダムビは2022年、スピードスケート元韓国代表のイ・ギュヒョクと結婚した。しかしその後、イ・ギュヒョクの実弟で元フィギュアスケート韓国代表のイ・キュヒョンが、10代の弟子に対する性暴行未遂などの容疑で起訴されたことで、ソン・ダムビ本人にまで批判の矛先が向けられた。「強姦犯の家に嫁いだ」「金目当てで結婚した」など、人格を否定する中傷コメントが相次いだという。
イ・キュヒョンは2023年1月、強姦未遂、準強制わいせつ、違法撮影などの罪に問われ、懲役4年の実刑判決を受けた。裁判所はあわせて、40時間の性暴力プログラム受講、10年間の児童・青少年関連機関への就業制限、身上情報の公開および告知も命じた。
裁判所は量刑理由について、「当時18歳だった被害者は犯行に極めて脆弱な年齢で、精神的衝撃が非常に大きい」と指摘。「現在も日常生活に支障をきたしており、今後選手として活動を続けられるかも不透明だ」とした上で、「強姦未遂を否認し、反省の態度が見られない点などを総合的に考慮すると、厳罰は避けられない」と説明した。
ソン・ダムビによる悪質コメント投稿者への告訴は、消滅時効(加害者を知った日から3年など)が成立する前の昨年2月に行われたと伝えられている。裁判過程でソン・ダムビ側は、悪質コメント投稿者らが侮辱的で軽蔑的な人格攻撃を行ったとして、「悪質コメントにより精神的な損害を受けた」と主張したという。
ソン・ダムビだけでなく、現在服役中のイ・キュヒョンも、2024年から獄中で自身に関連する記事にコメントを残した500人余りを相手取り、損害賠償訴訟を進めていると伝えられている。性犯罪事件に関する記事に侮辱的なコメントを残したことが理由だという。ただし、複数の訴訟では原告敗訴の判決が下されたとみられる。













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