
グループZE:A出身のキム・テホンが、深刻な生活苦を乗り越えながら中華料理店のマネージャーとして働く現在の姿とともに、家族にまつわる過去を明かした。
15日、YouTubeチャンネル「特ダネの世界-あの時あの人」では、「保証金100万ウォン、月家賃33万ウォンのワンルーム。ZE:Aキム・テホン、生活苦で日雇いを転々としていた理由」と題した動画が公開された。
現在キム・テホンは、ソウル市内の中華料理店で働き始めて3カ月目を迎えている。開店準備を率先してこなし、几帳面で責任感が強いスタッフとして現場から信頼を得ているという。本人は「働ける場所があることが何より幸せ」と語り、日々の仕事に感謝を示した。

一方で、ここに至るまでの道のりは平坦ではなかった。約7年間のグループ活動を経て兵役を終えた後、社会復帰後に待っていたのは厳しい生活だった。保証金100万ウォン(約10万7,000円)、月家賃33万ウォン(約3万5,000円)のワンルームで暮らしながら、建設現場や物流センターで日雇い労働を続けていたという。キム・テホンは「お金がなく、ラーメンをふやかして空腹をしのいだこともあった」と当時を振り返った。
波乱に満ちた人生は幼少期から始まっていた。8歳のときに父親を交通事故で亡くし、母親も借金返済のため昼夜を問わず働き続けた末、乳がんで他界したという。ひとり残されたキム・テホンを育てたのは母方の伯母で、実の母のような存在として厳しくも温かく支え続けた。キム・テホン自身も伯母を「母」と呼び、深い信頼を寄せてきた。
唯一の肉親である実の姉とは8年前から連絡が途絶えている。姉は、かつてキム・テホンが両親の遺産を整理して開いた店が閉店した後、姿を消したとされている。現在は生活が落ち着いたこともあり、警察や知人を通じて行方を探し続けている。

キム・テホンは警察署を訪れた際、成人が自らの意思で連絡を絶っている場合は所在確認が難しいと説明を受け、深く落胆したという。キム・テホンは「お金はまた稼げばいい。お金は重要ではない」と語り、「家族が誰もいないまま40代を迎えることが怖い」と涙ながらに胸の内を明かした。
厳しい状況の中でも、歌手としての夢は諦めていない。現在もダンス練習室で汗を流しながら、ソロアルバムの準備を続けている。芸能活動を続ける理由の一つには、自分の姿が注目されることで、姉の目に留まり連絡につながることへの願いがあるという。
キム・テホンは母親の納骨堂を訪れて静かに手を合わせた後、姉に向けて「謝らなくていい。いつでも待っている。この映像を見たら、どうか連絡してほしい」と切実なメッセージを残した。













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