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雨が降っても閉められない15台限定車、ランボルギーニが「実用性より象徴性」に賭けた理由

山田雅彦 アクセス  

引用:ランボルギーニ
引用:ランボルギーニ

 

ランボルギーニが新たな限定版オープントップスーパーカー「フェノメノ ロードスター」を公開した。ブランド史上最強のオープントップモデルと銘打ったが、公開直後の反応は圧倒的な歓声よりも賛否が分かれる雰囲気に近い。

フェノメノ ロードスターはランボルギーニ創立63周年を記念する極少量限定モデルだ。実車はイタリアのイモラ・サーキットで初公開され、生産台数はわずか15台に限られる。先に公開されたクーペ版も29台のみ生産される。

引用:ランボルギーニ

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最も目を引くのはデザインだ。レヴエルトをベースにしているが、車体の随所により過激な空力要素が加えられている。低く切り取られたサイドウィンドウ、新設計のエンジンカバー、ヘッドレスト後方に突き出た空力構造物が特徴的だ。この構造物はデザイン要素であると同時にロールオーバー保護機能も果たす。

ただ、こうした大胆な変更は反応を二分している。ランボルギーニらしい極端なデザインという評価がある一方、一部のファンからはレヴエルトよりも過度に複雑に見えるとの声も上がっている。特に公開車両のブルー、レッド、ブラックの組み合わせは強烈な存在感を狙った構成だが、デザインの完成度については意見が分かれる。

引用:ランボルギーニ

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ロードスターの名を冠しているが、構造は一般的なオープントップスーパーカーとは異なる。フェノメノ ロードスターには着脱式ルーフや電動ハードトップ、タルガ構造がない。屋根を閉じられない完全開放型モデルだ。実用性よりも希少性と象徴性を前面に押し出した車であることは明らかだ。

パワートレインはランボルギーニの象徴である6.5リッター自然吸気V12エンジンを中核に構成される。このエンジンは最高出力835馬力を発揮する。ここに計3つの電気モーターが加わり、システム総出力は1,080馬力に達する。

引用:ランボルギーニ

引用:ランボルギーニ

 

電気モーターの1つは8速デュアルクラッチトランスミッション内部に統合され、残り2つは前輪を駆動する。バッテリー容量は7kWhだ。フェノメノ ロードスターは伝統的なV12の魅力と最新のハイブリッド技術を融合した形となっている。

性能は数字だけを見ても圧巻と言える。静止状態から時速100kmまでの加速は2.4秒。時速200kmまでは6.8秒で到達し、最高速度は約340km/hだ。クーペより最高速度はわずかに低いが、オープントップモデルという点を考慮すれば十分に象徴的な数字だ。

ベースモデルのレヴエルトと比較すると違いがより鮮明になる。レヴエルトはシステム総出力1,015馬力、静止状態から時速100kmまで2.5秒、最高速度約350km/hの水準だ。フェノメノ ロードスターは出力と初期加速で上回るが、最高速度ではレヴエルトに及ばない。

引用:ランボルギーニ

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価格はまだ公式発表されていない。だが業界では約800万ドル(約12億7,000万円)に達する可能性が取り沙汰されている。レヴエルトが約60万ドル(約9,600万円)から始まることと比べると、その価格差は歴然だ。

このためフェノメノ ロードスターは単純な性能比較だけでは評価しづらい車だ。より速く、より希少で、より高価だが、それがすべての人にとってより魅力的であることを意味しない。この車の価値は走行性能だけでなく、ランボルギーニの限定版系譜における希少性とコレクター性にあると言える。

フェノメノ ロードスターは、シアン、チェンテナリオ、ヴェネーノ、レヴェントンなどのランボルギーニ「フューオフ(Few-Off)」限定モデルの系譜を継ぐ。これらのモデルは大衆的な訴求力よりも、ブランドの極端な想像力と少数の顧客を対象とした象徴性に重点を置いている。

結局のところ、フェノメノ ロードスターは数字だけ見れば疑う余地なく強力なランボルギーニだ。しかしデザイン、価格、実用性まで考慮すると評価が分かれるモデルでもある。1,080馬力の性能と15台限定生産という希少性は確かに強力な武器だが、この車が万人から称賛されるスーパーカーなのか、それとも一部のコレクター向けの大胆な実験作なのかは、もう少し見守る必要がありそうだ。

山田雅彦
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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