引用:The Sun

睡眠中に性行為などの性的行動を行う女性の体験談が伝えられた。これは一種の睡眠行動障害だという。

海外メディアによると、英国・デヴォン在住の2児の母であるローレン・スペンサー(50歳)は、普通の日常生活を送っていると思っていたが、実は夫だけが知る秘密があるという。彼女は睡眠中に無意識に性的行動を取る睡眠障害「セクソムニア(睡眠時性的行動症)」と診断された。彼女は眠っている間に自覚なく性的行動を起こすのだが、本人はこの行動を全く覚えていない。

報道によれば、ローレンの夫は、妻が時々眠っている状態で近づき、密かに触れたり抱きしめようとしたりするが、そのような行動を受け入れているという。彼女は「私たち夫婦は、完全な合意の上、この症状が起きても大丈夫だと思っている」と語った。

しかし、ローレンが外泊時には見えない苦労があるという。睡眠中に無意識に別の部屋に入る可能性があるため、より深い眠りにつくよう、睡眠薬を服用することもあると伝えられる。

彼女は「ストレスが多い時にこのような症状がより頻繁に起きるようだが、正確な誘因は分からない。予防のために、自分を閉じ込めたり隔離したりするなど、様々な対策を取っているだけだ」と打ち明けた。

そんな中、ローレンは自身の体験をSNSで公開し、多くの人々に障害への理解を広めている。彼女は「私が眠っている間の無意識の行動を見るのは、本当に興味深いだろう」と、障害に対する自身の姿勢を語った。

睡眠時随伴症…「治療には全ての外部刺激を避けるべき」

医学界などによると、「セクソムニア」は睡眠中に起こる一種の睡眠時随伴症であり、睡眠状態で様々な感覚や行動を経験することになる。

セクソムニアが発生すると、無意識の状態で自慰行為や他者との性行為に及ぶ可能性がある。こうした行動は本人だけでなく、周囲の人にも混乱や不快感を与える可能性があるため、その管理には細心の注意が必要だ。

米クリーブランドクリニックの睡眠専門医で神経内科医のマリー・ホルバート博士は「稀に深睡眠中に一部の人が性的行動を示すことがあり、その行動は普段の性的行動と異なる場合も、似ている場合もある」と説明し、「無意識に起こる行動なので、本人が制御することはできない」と述べた。

米睡眠医学会に発表された研究によると、男性は女性よりもセクソムニアの症状を示す確率が3倍高いとのことだ。ホルバート博士は「セクソムニアの一般的な誘因は覚醒を促す刺激だ」と述べ、「夢遊病(睡眠時遊行症)患者が大きな音や接触、光によって症状が誘発されるのと同様に、セクソムニアもこうした刺激で発生する可能性がある」と説明した。

博士は「セクソムニアの治療には、全ての外部刺激を避けるべきだ。不快感を与えたり、半覚醒状態にさせたりする要因が、症状を誘発する可能性があるため、それらを避けることが望ましい」とアドバイスした。

川田翔平
川田翔平

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