メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

テスラ、販売半減で存在感低下…ヨーロッパEV市場が前年比34%増の成長

荒巻俊 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ヨーロッパの4月の電気自動車販売が前年同期比34%増加する中、テスラのヨーロッパ販売は再び半減近くに落ち込んだ。

欧州自動車工業会(ACEA)が27日(現地時間)発表したデータによると、4月のヨーロッパ車両販売台数は3月より減少したものの、前年同期比1.3%増の107万台を記録した。このうち、バッテリー電気自動車の総販売台数は前年同期比34.1%増加した。一方、テスラのヨーロッパでの販売台数は7,261台にとどまり、前年同期比49%の大幅減となった。

今年1月から4月までのテスラのヨーロッパ累計販売台数も前年同期比39%減少し、市場シェアは1年前の1.3%から0.7%に低下した。

テスラは今年、モデルYのアップグレード版を発売したが、モデルラインナップの刷新が遅れており、大衆市場向けの新モデルはまだ発表されていない。最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏によって傷つけられたブランドイメージの回復も難しい状況が続いている。さらに、中国や東南アジア市場に続き、ヨーロッパ市場でも既存の自動車メーカーだけでなく、中国の電気自動車メーカーとの競争が激化している。

自動車産業データ分析機関ジャトー・ダイナミクスの先週末の報告書によると、中国のBYDは4月のヨーロッパでの電気自動車販売台数が前年比359%増加した。これにより、販売台数が49%減少したテスラを上回ったとされる。ジャトーはヨーロッパ28カ国の販売データを分析した。

BYDは昨年10月、EUが中国製バッテリー電気自動車に17.8%から最大45%の懲罰的関税を課す中、27%の関税を支払いながらもヨーロッパでの販売を急増させた。一方、EUは中国製テスラに対しては17.8%の関税のみを課している。

この期間、ヨーロッパでは電気自動車への需要が持続的に増加した。バッテリー電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)の登録台数がそれぞれ26.4%、7.8%、20.8%増加した。

4月のEU域内でのBEV、HEV、PHEVを合わせた登録台数は、乗用車全体の登録台数の59.2%を占めた。これは前年比47.7%増加した数字である。一方、ガソリン車の登録台数は20.6%の大幅減となった。

EU市場では、スペインとイタリアの自動車販売台数がそれぞれ7.1%と2.7%増加した一方、フランスとドイツではそれぞれ5.6%と0.2%減少した。

自動車ブランド別シェアは、今年1月から4月までの4カ月間で、フォルクスワーゲンが前年同期の25.5%から27.1%に増加、ステランティスは前年の18.4%から16.5%に減少した。3位のルノーグループは前年の10.5%から11.4%に増加、4位のトヨタは8.6%(前年9.1%)、5位の現代自動車は7.5%(前年7.9%)、BMWは6.8%(6.5%)、メルセデス・ベンツは4.9%(5.1%)のシェアを記録した。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【ルーヴル衝撃】 王冠など宝石8点が盗難、被害総額2兆円超…中央銀行地下金庫へ“避難”
  • 「中国の次の一手」 “キンシコウ外交”始動…“パンダの後継”で欧州への影響力拡大
  • 「この国どうなってる」 “愛情動画”投稿で結婚命令!?60日以内に挙式しなければ処罰も
  • サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!

こんな記事も読まれています

  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【衝撃公開】メルセデス・ベンツ「THE BOuLDER」登場…岩の中に隠された次世代スプリンターの秘密
  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 「中国の次の一手」 “キンシコウ外交”始動…“パンダの後継”で欧州への影響力拡大
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【奇跡回復】 娘をかばい重傷を負った母、1週間ぶりに目を開ける…無免許中学生の暴走事故
  • 【衝撃公開】メルセデス・ベンツ「THE BOuLDER」登場…岩の中に隠された次世代スプリンターの秘密

こんな記事も読まれています

  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【衝撃公開】メルセデス・ベンツ「THE BOuLDER」登場…岩の中に隠された次世代スプリンターの秘密
  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 「中国の次の一手」 “キンシコウ外交”始動…“パンダの後継”で欧州への影響力拡大
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【奇跡回復】 娘をかばい重傷を負った母、1週間ぶりに目を開ける…無免許中学生の暴走事故
  • 【衝撃公開】メルセデス・ベンツ「THE BOuLDER」登場…岩の中に隠された次世代スプリンターの秘密

おすすめニュース

  • 1
    「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”

    トレンド 

  • 2
    「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒

    トレンド 

  • 3
    “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃

    トレンド 

  • 4
    「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

    トレンド 

  • 5
    「秋になると髪が抜ける?」…それ、病気じゃなく“季節性脱毛”かもしれない

    トレンド 

話題

  • 1
    「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に

    トレンド 

  • 2
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 3
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース 

  • 4
    「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

    フォトニュース 

  • 5
    「もう一度だけ、一緒に泳ぎたい」…沈む子を支えた母イルカの“切なすぎる祈り”

    トレンド