
米国と中国が台湾を巡って衝突した場合、米国は中国の攻撃を防げないだけでなく、日本まで陥落する可能性があるとの警告が出た。
最近、米国の代表的な保守系シンクタンクであるヘリテージ財団は、米中が西太平洋で1年間衝突するシナリオを基に、両国の燃料や弾薬面での脆弱性を分析した報告書を発表した。
その結果、米国は戦闘を長期間継続する能力の面で重大なリスクに直面しており、このリスクが中国との衝突時に敗北につながる可能性があるとの結論に至った。
ヘリテージ財団は報告書で「米国が中国の戦略石油備蓄や長距離精密打撃能力の無力化に今のうちから取り組まず、紛争初期に中国軍の作戦を混乱させる対応を優先しなければ、台湾侵攻や日本を含む第一列島線内の国々の防衛は困難になる可能性がある」と述べた。
さらに「我々が米国の同盟国と長距離精密兵器の生産などを根本的に拡大しなければ、インド太平洋で影響力を行使し、維持することが難しくなるだろう」と付け加えた。

報告書は具体的に米国のタンカー艦隊が老朽化しており、海上での再給油能力が不十分だと指摘した。また、米国西部から出発する戦略的な海上輸送能力が遅く、脆弱だとの指摘もあった。
さらに、米国がグアムを含む少数の「メガハブ(大規模補給拠点)」に燃料や弾薬の供給を過度に依存していることも問題点として挙げられた。有事の際、これらのハブが中国の攻撃目標となる可能性があるためだ。
報告書は中国もいくつかの脆弱点を抱えていると指摘した。中国の場合、原油の輸入依存度が高い。中国国内で消費される原油の約70%が輸入に依存しており、そのうち80%がマラッカ海峡を経由する。仮に米国がマラッカ海峡を封鎖すれば、中国は戦時に必要な原油供給に大きな支障をきたす可能性がある。
ヘリテージ財団は「人工知能(AI)を活用して7,000以上のデータソースを基にシミュレーションを行った結果、米国と中国が台湾海峡で衝突しても、戦闘が一地域にとどまらない可能性がある」と明らかにし、台湾を挟んだ米中戦争がアジア全域に拡大する可能性を示唆した。
















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