集束弾は広範囲に無差別被害…120カ国以上が禁止条約に参加
昨年の「12日間戦争」でも使用…イスラエルには白リン弾の使用疑惑も

イランの核・軍事施設を狙った米国とイスラエルの空襲と、それに対するイランの報復で始まった武力衝突が激化する中、イランがイスラエルに対して「非人道的兵器」とされる集束弾(クラスター爆弾)の使用が確認されたと、ニューヨーク・タイムズが11日(現地時間)報じた。
ニューヨーク・タイムズは、イスラエル当局者の証言と関連動画を入手したとし、イランが10発以上の集束弾を発射したと伝えた。
集束弾は空中で多数の子爆弾に分かれ、広範囲に無差別の被害を与える兵器で、「母子爆弾」とも呼ばれる。
イスラエル中部の自治体が共有した映像には、4日テルアビブ近郊のオル・イェフダの路上に集束弾の破片が落下する様子が映っていた。
負傷者は報告されていない。5日に撮影された別の映像では、夜空に子爆弾とみられる物体が確認された。
2008年に採択された集束弾に関する条約にはイギリス、フランスなどの世界120カ国以上が加盟しているが、イランとイスラエルは加わっていない。核兵器保有国である米国とロシア、中国、インドなどの国も条約に署名していない。

イスラエルも2006年レバノンを含む過去の戦争で集束弾を発射したと伝えられている。米国もアフガニスタンなど他の紛争で集束弾を使用したという。
法律専門家は、国際法上、集束弾は人口密集地での使用が禁止されている点を指摘した。集束弾は無差別的な攻撃特性上、民間人被害なしに軍人を標的にすることが非常に難しいためである。
米ラトガース大学法科大学院のアディル・ハク国際法教授は「理論的には海上戦のように民間人のいない地域では兵器(集束弾)を使用できる」としつつ「しかしイランの攻撃はイスラエルの都市を狙って発射されたため、その基準を満たさない」と述べた。
一方イスラエルは最近レバノンのある村を攻撃する中、白リン弾を使用したという疑惑が浮上した。
白リンを使用して作られた白リン弾は、その炎が体に触れると骨まで焼き尽くし、生存しても長期的な機能障害などを抱える恐れがあるため、「悪魔の武器」と呼ばれる。
















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