「忠誠」の果ては精神科病院?…プーチン支持の親政府活動家の転落

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を熱烈に支持してきた親政権活動家の人物が、突然態度を一変させた後、精神科病院に収容される事態となった。19日(現地時間)、ロイター通信など海外メディアは、ロシアの弁護士でブロガーのイリヤ・レメスロ氏(42)が最近、サンクトペテルブルクの精神科病院に収容されたと報じた。
長年、親政権活動家として活動してきた同氏は、プーチン政権を批判する人物を標的に、法的手段や世論面での攻撃を担う存在として知られていた。とりわけプーチン大統領の最大の政敵とされてきた野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏への攻撃の先頭に立ち、複数の裁判で証人として出廷したこともある。ナワリヌイ氏は、過激派組織の設立や資金支援などの罪で服役中だった2024年2月、収監先で死亡した。

このように長年、プーチン大統領の代弁者であり攻撃役を自任してきた同氏は、突如支持を撤回し、態度を一変させた。レメスロ氏は17日、メッセージアプリ「Telegram」の自身のアカウントに「ウラジーミル・プーチンを支持しない5つの理由」と題する文章を投稿し、自身の立場を明らかにした。同氏は「プーチンは行き詰まったウクライナ戦争によってロシア国民を死へと追いやり、経済を破綻させ、インターネットやメディアへの統制を強化し、腐敗の蔓延を放置してきた」とし、「プーチンは正当な大統領ではなく、辞任し戦争犯罪人として裁かれるべきだ」と強く非難した。
こうした発言が伝わると、ロシアのネット上では大きな波紋が広がり、当初は同氏のアカウントがハッキングされた可能性も指摘された。しかしレメスロ氏は動画や英紙ガーディアンとのインタビューを通じ、これを否定した。同氏は「私は誰の指示も受けておらず、ただ真実を語っているだけだ」としたうえで、「もはや沈黙することはできなかった。プーチンの利益はロシアや国民全体の利益とかけ離れている」と批判した。さらに「いかなる裁判にも立ち向かう覚悟はできている。この悪循環を断ち切り、声を上げるべき時が来た。現政権を支持し、その一端を担ってきた者として責任がある」と語った。
これについてガーディアンは「レメスロ氏の批判は、長年タブーとされてきた問題に踏み込んだまれな例だ」とし、「ロシア当局はこれまでも著名な民族主義者を含む内部対立に対し、容赦なく対応してきた」と伝えた。














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