
ロシアは22日(現地時間)、米国とイスラエルをけん制し、イラン指導者の暗殺は深刻な結果を招くと警告した。
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は同日、国営テレビのニュース番組「ヴィスチー」のインタビューで、「これが現在の世界が直面している現実だ。こうした状況が続かいことを願う」と述べた。
さらに、「これは極めて深刻な結果を招きかねない異常な事態だ」としたうえで、「必然的に重大な影響をもたらすことになる」と指摘した。また、「今後の展開を正確に予測することは難しいだろうが、事態が良い方向に向かっていないことは明らかだ」と懸念を示した。
ペスコフ報道官は、軍事作戦の初期に明らかになったイラン政権転覆の意図や、その後に取られた一連の措置が、イラン国内の結束をむしろ強める結果になっているとの見方を示した。
同氏は、「今回の軍事作戦の開始が、イラン政権交代を目指す意図から出たものであることは、誰もが認識している」と述べたうえで、「しかし明らかになっているのは、こうした一連の行動が、イラン指導部を中心に国民の結束を一層強めているという点だ」と指摘した。さらに、「残念ながら中東での戦闘は拡大する傾向にある」と述べ、事態の悪化に懸念を示した。
米国とイスラエルは空爆初日、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害したのをはじめ、軍や安全保障の指揮系統を事実上無力化した。さらに、後継指導者と目されながら公の場に姿を見せていないモジタバ・ハメネイ師も標的としているもようだ。
現在のイランでは、イスラム革命防衛隊(IRGC)などの強硬派が主導権を握っているとみられている。
















コメント0