
昨年、ラリーを続け、史上最高値を更新していた金価格が最近弱気相場に突入した。ドル高と米国債利回りの上昇が金の魅力を低下させ、投資家らが大規模な利益確定に動き、ポジションを整理しているためだ。
24日(現地時間) CNBCによると、オンス当たり5000ドル(約79万7,830円)を超えて取引されていた金先物価格が崩れた。日本時間午後2時50分現在、金先物価格は前取引日比1.2%下落の4383.26ドル(約69万9,420円)で取引されている。これは1週間前と比べて約13%、1ヶ月前と比べて15%ほど急落した水準だ。
銀市場の衝撃はさらに大きい。銀先物価格は前日比2.4%下落しオンス当たり67.707ドル(約1万800円)を記録しており、1ヶ月前と比較すると23%も下落した。
市場専門家らは金価格下落の主な原因として、ドル高と米国債利回りの上昇、利益確定などのマクロ経済的要因を挙げている。
主要国通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは、戦争勃発以降約3%上昇し、この日も0.4%上昇の99.36を記録した。金はドルで取引されるため、ドル価値が上昇すると他の通貨を使用する投資家にとってはより高くなり、需要が減少する傾向がある。
中東戦争によって市場の変動性が高まったことも金価格下落の要因として指摘されている。市場のストレスが高まると、投資家らがマージンコールに対応したり利益確定に動いたりして金などの資産を売却しドルを確保する動きが見られ、これがドル高と金価格下落につながる。
戦争によるインフレ懸念から連邦準備制度(Fed)が積極的に金利を引き下げることが難しいとの見通しが出ており、米国債利回りも上昇傾向を示している。この日、10年物米国債利回りは約0.05%上昇し4.384%を記録した。利息を生まない資産である金は金利が上昇するほど魅力が相対的に低下する。
一部のアナリストは今回の金価格下落を、昨年1年間で64%も急騰した金市場の「自然な調整」と見ている。
eToroのザビエル・ウォン市場アナリストは「最近の金価格上昇はインフレよりも財政赤字や地政学的分裂、中央銀行のドル依存度縮小などの構造的要因が大きく作用した」とし、「大幅な上昇の後にはポジション整理が避けられず、金は昨年1年間で最も成果が良かった資産の一つであるため、市場の変動性が高まるとレバレッジファンドや機関投資家がエクスポージャーを減らす傾向がある」と説明した。
















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