ロバート・キヨサキ氏、市場崩壊を警告 危機は資産形成の好機と主張

米国の投資家ロバート・キヨサキ氏が、世界経済の危機が迫る可能性に警鐘を鳴らし、投資の考え方を転換すべきだと訴えた。
資産運用分野のベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者であるキヨサキ氏は27日(現地時間)、自身のSNSアカウントを通じてノストラダムスやエドガー・ケイシーの予言に言及し、今後の市場崩壊は、むしろ資産を築く機会になり得るとの見方を示した。
キヨサキ氏は、政府や中央銀行、ウォール街が恣意的に増やせる「偽の資産」には投資しないことが自身の原則だと述べ、株式、債券、ミューチュアルファンド、上場投資信託(ETF)、現金預金を避けてきた従来の投資哲学を改めて強調した。そのうえで、米連邦準備制度理事会(FRB)や政府が操作できない実物資産として、金、銀、ビットコイン、イーサリアム、不動産、石油などを保有する「KISSの原則(Keep It Super Simple)」を守っていると明かした。
また、米海兵隊に所属していた当時は無一文から出発し、少額の資産を長期保有しながら現在の富を築いたと振り返った。とりわけ、ビットコイン6枚を1枚600ドル(約9万6,000円)で購入するため、数日間食事を抜いた経験も紹介し、投資で必要なのは優れた頭脳ではなく、実行力と規律だと力説した。
さらに、著名投資家のウォーレン・バフェット氏の動向を挙げ、危機局面への備えの重要性にも触れた。バフェット氏が最近、数兆円規模の株式を売却し、多額の現金を保有したまま市場急落を待っているのと同じように、一般の投資家も価格が急落した際に実物資産を安く買えるよう準備しておく必要があると説明した。
最後にキヨサキ氏は、将来を見通せる投資家だけが、より大きな富を手にできるとしたうえで、資産を買ったまま上昇を願うだけの投資家は最も大きく取り残されると警告した。あわせて、「偽の資産ではなく、本物の資産に集中してほしい」と呼びかけ、経済危機を前に何も行動しない過ちを避けるべきだと促した。
















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