武漢でバイドゥのロボタクシー100台超が一斉停止 乗客が道路上で立ち往生

中国湖北省武漢市で、中国IT大手バイドゥが運営するロボタクシー「Apollo Go」が集団的な不具合を起こし、道路の途中で相次いで停止する事態が起きた。
1日に封面新聞など現地メディアが報じたところによると、前日午後9時ごろから武漢市内の各地で多数のロボタクシーが突然運行を停止し、この影響で乗客が車内に取り残された。
被害に遭った乗客の1人は、家族と外出していた際に高架道路の途中で車が急に止まったと説明し、後続車が慌てて回避する危険な状況だったと振り返った。
さらに、車内の緊急救助ボタンを押しても応答はなく、周囲を多くの車が走っていたため勝手に降りることもできず、警察に通報した後に救助されたという。
中国のSNSでは、道路上で複数のロボタクシーが立ち往生する映像が拡散した。一部区間では追突事故が起きたとの体験談も投稿され、別の乗客は高速道路の途中で車が止まり、1時間以上車内にいた末に救助されたと明かした。
事故に遭った乗客らは、車内の緊急ボタンを押せばドア自体は開いたものの、周囲の交通量が多く、安全を確保できないためその場で降車できなかったとみられる。
ロボタクシーの不具合による負傷者は確認されていない。救助に当たった警察官の1人は、管内で約100台のロボタクシーが同時に通信を失ったとしたうえで、道路の各所で乗客が車外に出られず、救助活動を進めたと述べた。
運営会社側はシステム障害の可能性が高いとみて、詳しい原因を調べている。
武漢市で運行されている「Apollo Go」は、バイドゥの第6世代自動運転プラットフォームを基盤とする自動運転レベル4(L4)の完全無人車両だ。専用アプリで呼び出せるほか、車内温度の調整にも対応しており、料金は5キロで8元(約186円)と、一般のタクシーより安価に設定されている。













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