
ドナルド・トランプ米大統領がイランの発電所や橋など、民間インフラを標的にした大規模な軍事攻撃を予告したことを受け、米民主党は「戦争犯罪に当たる」と強く非難し、一斉に反発を強めた。
米メディアによると、米民主党のクリス・マーフィー上院議員は5日(現地時間)、トランプ大統領の対イラン脅威について「実行されれば戦争犯罪だ」と批判したという。マーフィー議員は自身のSNSで「トランプ大統領は来週に大規模な戦争犯罪を犯すと記者団に語っている。共和党指導部は彼を止めなければならない」と主張した。
これに先立ち、トランプ大統領は同日未明、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「来週火曜日はイランの発電所と橋の日になる」と投稿し「今すぐ海峡を開放しなければ地獄を見ることになる。アッラーを称えよ」と書き込んだ。その後に行われた複数のインタビューでも同様の脅威を繰り返した。これはイランによるホルムズ海峡封鎖の影響で、米国のレギュラーガソリン平均価格が1ガロン当たり4.11ドル(約660円)まで上昇するなど、エネルギー価格が急騰していることを受けた対応とみられている。
マーフィー議員はトランプ大統領が軍事目標ではなく民間施設を標的にしている点を問題視した。マーフィー議員は「国家的なパニックを引き起こすために何万人もの民間人を殺そうとしている。橋や発電所を吹き飛ばしても海峡が開くわけではない。これは明白な戦争犯罪にすぎない」と指摘した。実際、米軍とイスラエルが先月28日にイランへの空爆を始めて以降、これまでに1,600人以上の民間人が死亡したと集計されている。
民主党指導部も一斉に批判の声を上げた。米上院民主党トップのチャック・シューマー上院議員は「米国民がイースターを祝っている最中にトランプ大統領はSNSで制御不能の狂人のように騒いでいる」と批判し「これは戦争犯罪の脅威であり、同盟国を遠ざける行為だ」と非難した。米下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ上院議員もトランプ大統領の発言について「不快で常軌を逸している」と厳しく批判した。
バーニー・サンダース上院議員は「戦争開始から1カ月で米大統領の発言がこれだ」とし「危険で精神的に不安定な人物の支離滅裂な発言だ」と非難した。続けて「議会は直ちに行動しなければならない。この戦争を今すぐ終わらせるべきだ」と訴えた。













コメント0