中国、ホルムズ海峡封鎖発言を批判 原因はイラン戦争と指摘

米国がホルムズ海峡の封鎖に踏み切る可能性を示したことを受け、中国政府は、海峡封鎖を巡る現在の事態の根本原因は米国が引き起こしたイラン戦争にあると指摘した。
中国外務省の郭嘉昆報道官は13日の定例記者会見で、米国のドナルド・トランプ大統領が米海軍によるホルムズ海峡封鎖に言及したことについて、このような見解を示した。
郭報道官は、ホルムズ海峡は国際的な物流とエネルギー輸送を支える重要な通路だとしたうえで、この地域の安全と安定、円滑な通航を維持することは国際社会の共通利益に合致すると強調した。
そのうえで、海峡の航行が妨げられている根本原因はイラン戦争にあると述べ、戦争を引き起こした米国とイスラエルを念頭に、問題を解決するには一日も早い停戦と戦闘の中止が必要だと促した。
さらに郭報道官は、各国が冷静さと自制を保つべきだと呼びかけるとともに、中国は今後も積極的かつ建設的な役割を果たす用意があると語った。
パキスタンのイスラマバードで開かれた米国とイランの協議が決裂したことについても、米国とイランの双方がパキスタンで協議を始めたこと自体は、情勢緩和に向けた前向きな一歩だったと評価し、協議開催には一定の意義があったとの認識を示した。
あわせて中国は、関係当事者が一時停戦の合意を誠実に履行し、政治・外交手段を通じて紛争を解決するとともに、戦争の再発を防ぐことで、湾岸地域の平和と安定を早期に回復できる環境が整うよう期待すると訴えた。
これに先立ち、11日からパキスタンのイスラマバードで行われていた米国とイランの終戦協議は、21時間に及ぶ長時間の交渉にもかかわらず、物別れに終わった。
その後、米国のドナルド・トランプ大統領は、協議決裂の責任はイラン側にあるとの認識を示し、米海軍はホルムズ海峡に進入、または同海峡から離れようとするすべての船舶を封鎖する手続きに入ると、自身のSNSで予告した。
これを受け、米中央軍は12日の声明で、大統領の発表に基づき、米東部時間13日午前10時からイランの港を出入りするすべての海上交通を封鎖すると明らかにした。日本時間では13日午後11時に当たる。














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