
イラン戦争で原油価格が急騰し、ロシアの石油販売による収入が先月ほぼ2倍に増加したという。財政赤字に苦しむロシア経済の命綱になっていると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が14日(現地時間)に報じた。
国際エネルギー機関(IEA)はこの日の報告書で、ロシアが原油及び精製油の輸出から得た収入が2月の97億ドル(約1兆5,400億円)から3月には190億ドル(約3兆220億円)に増加したと明らかにした。イラン戦争でロシアの原油価格がバレル当たり46ドル(約7,300円)から78ドル(約1万2,400円)に上昇し、軽油と燃料油の価格も同様に上昇した。
先週、ロシア財務省は今年第4四半期の国家財政赤字が600億ドル(約9兆5,400億円)を超え、2026年全体の予想赤字をすでに上回ったと発表した。3月の輸出実績はまだロシアの財政赤字の数値に反映されておらず、4月のデータに反映される見込みだ。
専門家らは石油収入の急増によりロシア政府の税収が66億ドル(約1兆500億円)以上増加すると予想している。ただし、専門家らはロシアが累積赤字を解消するには長期間高い原油価格が維持される必要があると指摘した。
数年間ウクライナ戦争により軍事支出と産業生産が増加し成長していたロシア経済は、高金利のため景気後退に陥った。さらに原油価格の下落で石油販売の収入が減少し、ロシア政府はウクライナ戦争の資金を財政赤字の拡大で賄ってきた。
またIEAの報告書は、米国が3月5日以前、海上にあったロシア産石油に対する制裁を解除した後、3月のインドのロシア産原油輸入が2倍以上増加したと明らかにした。報告書はウクライナが黒海及びバルト海にあるロシアの石油輸出のターミナルを攻撃したが、3月のロシア全体の石油輸出は1日27万バレルに増加したと述べた。
















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