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FBI、トランプ氏出席のUFC大会を狙ったテロ計画で5人逮捕…爆発物搭載ドローンと狙撃を計画

織田昌大 アクセス  

引用:Daum
引用:Daum

米連邦捜査局(FBI)は、米国のドナルド・トランプ大統領がホワイトハウスで開いたUFCイベントを狙うテロ計画を事前に阻止し、容疑者5人を逮捕した。

米メディア「アクシオス」は17日(現地時間)、米司法省の話として、FBIがオハイオ、ミズーリ、ネブラスカ、カリフォルニアなど複数の州で容疑者らを拘束したと報じた。カシュ・パテルFBI長官は「X(旧ツイッター)」で「FBIと協力機関の迅速な対応により、複数の容疑者が拘束され、計画されていた攻撃は完全に阻止された」と明らかにしている。

捜査は10日、FBIが潜在的な脅威に関する情報を入手したことを受けて始まった。オハイオ州南部地区連邦地方裁判所に提出された逮捕状請求書によると、中心人物とされるタイセン・プロパー容疑者(19)は、15日にホワイトハウス南庭で開かれた「UFCフリーダム250」を標的にした連携攻撃を計画したと捜査官に認めたという。

攻撃計画の柱は、爆発物を搭載した小型ドローンだった。プロパー容疑者らはデモ参加者を装って接近し、会場上空でドローンを爆発させて観客を避難させたうえで、避難経路にあらかじめ配置した狙撃手による攻撃に移る計画を立てていた。攻撃後は、ポトマック川につながる水路を使って逃走する予定だったという。

プロパー容疑者は、この攻撃が「革命を引き起こす」ためのものだったと認めた。共謀者として名指しされたブライアン・ロア容疑者、マイケル・トーマス容疑者、ダニエル・エスクリッジ容疑者、エイブラハム・エルモシージョ・アルバレス容疑者も逮捕されている。

公開された逮捕状請求書によれば、プロパー容疑者らは3月ごろから「TikTok」で接触し、反政府的な傾向を持つグループを結成した。その後、暗号化メッセージアプリ「Signal(シグナル)」に場を移し、具体的な作戦計画を練ったとされる。計画は、プロパー容疑者の母親が不審な様子に気づいて警察に通報したことで発覚した。押収時には数千発の弾薬、自動小銃、防弾チョッキなどが見つかり、Signal(シグナル)上のチャットには19人規模の中核グループと、役割ごとに分かれた小規模グループが存在していた。

また、逮捕状請求書には、プロパー容疑者が共和党のマーシャ・ブラックバーン上院議員を「標的になり得る人物」として挙げていたとの内容も記されている。ジム・ジャスティス上院議員、シェリー・ムーア・キャピト上院議員らの写真も送信されていたことが分かった。これらの写真は、親イスラエル系の政治活動委員会(PAC)から各議員が受け取った献金額を掲載したウェブサイトから入手したものとみられる。

UFCイベントはトランプ大統領の80歳の誕生日と重なる形で15日に開かれ、トランプ大統領と家族、政権関係者らが出席した。米シークレットサービス(USSS)のショーン・カラン長官は、捜査の全過程でFBIと緊密に連携したと説明している。

トランプ大統領を狙った脅威は今回が初めてではない。最近もホワイトハウス記者団の夕食会会場で銃撃事件が起きるなど、政治的暴力への懸念は相次いでいる。アクシオスは、米国建国250周年記念日の7月4日に予定される大規模イベントを前に、首都ワシントンの警備も大幅に強化されていると伝えた。

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