
フランスで、コンゴ民主共和国での救援活動を終えて帰国した人道支援活動家がエボラ出血熱と診断された。現在、コンゴ民主共和国で流行中のエボラ出血熱の危機に関連して、アフリカ以外の地域で確定症例が出たのは今回が初めてだ。
24日(現地時間)のCNNなどによると、フランス保健省はこの日の声明で、コンゴ民主共和国で活動した後帰国した患者1名がエボラ出血熱の検査で陽性反応を示したと発表したという。フランス保健省は「患者は帰国後直ちに専門治療施設に搬送され治療を受けており、現在の状態は安定している」と説明した。また「入国と同時にあらゆる予防措置が講じられ、感染拡大のリスクを遮断するため安全な方法で病院に搬送された」と述べた。
当局は患者と接触した可能性のある人々について疫学調査を進めており、接触者と確認された場合は21日間の自己隔離と健康モニタリングを実施する予定だ。今回の感染は、現在コンゴ民主共和国で拡大している「ブンディブギョ株」のエボラ出血熱によるものとされる。このブンディブギョ株はワクチンや特効薬がない希少な変異種だ。
世界保健機関(WHO)によると、この流行により、これまでにコンゴ民主共和国で277人、ウガンダで2人が死亡し、コンゴ民主共和国内の確定症例は1,000人を超えたという。フランス保健省は、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が一般の欧州市民の感染リスクを非常に低いと評価していると伝えた。
これに先立ち、今年初めには米国人医師のピーター・スタッフォード氏がコンゴ民主共和国での医療活動中にエボラ出血熱に感染し、ドイツに搬送されて治療を受けた後、回復した事例もあった。
WHOは現在のコンゴ民主共和国内の状況について懸念を表明した。WHO緊急事態対応部門のチクウェ・イヘクウェアズ事務局長は「エボラ出血熱への対応が、拡大速度に追いついていない」とし、「新たに発生する患者がすべて既存の接触者リスト内で確認されるまで対応を継続すべきだ」と述べた。
ただし、WHOは国際社会が過度に懸念する必要はないと強調した。WHOのテドロス・アダノム事務局長は、この日の記者会見で「アフリカ外で患者が発生するたびに過剰な反応が見られるが、その必要はない」とし、「50年余り前、最初のエボラ出血熱が発生して以来、アフリカ外の地域で報告された症例は30件にも満たない」と語った。
そして、パニックに陥る必要はないと付け加えた。













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