
北中米ワールドカップで世界の強豪と互角に渡り合い、高い評価を受けた日本代表が、森保一監督体制を継続する方向で固まりつつある。ただ、4年後を見据えた長期契約ではなく、まずは「1年契約」が提示される見通しで、森保監督がどのような決断を下すのかに注目が集まっている。
朝日新聞は1日、「日本サッカー協会が森保監督に続投を要請する方針を固めたことが分かった」と報じた。報道によると、協会の複数の関係者がこの方針を認めており、すでに非公式に森保監督側へ続投の意向を打診しているという。
焦点となるのは契約期間だ。協会は、来年1~2月にサウジアラビアで開催されるAFCアジアカップを見据え、まずは1年契約を提示する見込みだ。これについて朝日新聞は、次回ワールドカップまでを視野に入れれば異例の短さであり、森保監督にとっては難しい判断を迫られることになると伝えている。
また日本代表は今大会、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組の厳しいグループに入りながらも、1勝2分の勝ち点5で2位に入り、決勝トーナメント進出を果たした。決勝トーナメント1回戦では「世界最強」ブラジルに1-2で惜敗して大会を去ったものの、その戦いぶりには称賛の声が相次いだ。
森保監督は2022年カタール・ワールドカップでも、ドイツとスペインをともに2-1で破り、「ドーハの歓喜」と呼ばれる快進撃を導いた。2018年ロシア大会後から長期にわたってチームを率い、安定したリーダーシップで代表をまとめ上げてきた手腕は高く評価されている。
その一方で、短期決戦における采配や、試合の流れが大きく動く局面での対応力には課題を指摘する声もある。カタール大会ではクロアチアにPK戦の末に敗れ、今大会もブラジルの壁を破れずに決勝トーナメント初戦で敗退した。こうした結果が、協会がまずは1年契約という慎重な条件を提示する背景にあるとみられている。
森保監督はワールドカップを終えて2日に帰国し、東京で記者会見に臨む予定だ。














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