「昔のネイマールじゃない」…塩貝健人の挑発的な発言が波紋

日本とブラジルによるワールドカップ決勝トーナメント1回戦を前に、日本代表FW塩貝健人(ヴォルフスブルク)の発言が波紋を広げた。ブラジル代表のエース、ネイマールの現在の実力やチームの結束力を疑問視する内容で、同代表の主将マルキーニョスが真っ向から反論し、試合前から場外戦が熱を帯びた。
29日(現地時間)、サッカー専門メディアのGOALなどによると、ネイマールはワールドカップ最終メンバー入りが発表された直後から、現在の実力を疑問視する声にさらされてきた。それでも、ブラジル代表を支える中心選手として存在感を示している。しかし、塩貝はネイマールについて「昔のネイマールじゃない」と厳しく評価し、ブラジルもかつてほど敬意を払われる存在ではないと主張した。この発言は、米国ヒューストンで合宿中のブラジル代表選手らをすぐさま刺激した。
マルキーニョスは、技術面やフィジカル面に対する疑問への最良の答えは、ピッチ上で最大限の力を発揮することだと強調した。「Cazé TV」のインタビューでは、「選手たちはこうした批判を認識している。決勝トーナメントでさらに奮起するための原動力にしている」と説明した。さらに、「相手が発言を続けることは、我々のチームを刺激するという意味ではプラスになる」とした上で、「我々は1か月にわたり、米国で謙虚に準備を進めてきた。相手にはそのまま言わせておけばいい。我々はそれを発奮材料として試合に臨む」と語った。
また、通算6度目の世界制覇を目指すブラジルサッカーの歴史を踏まえ、塩貝の発言は無礼だったとの見方を示した。「現代サッカーの実力が非常に拮抗しているのは事実であり、知恵と冷静さが求められる」としながらも、「相手の態度にはやや傲慢さが感じられた。ブラジルは今も偉大なチームだ。重要なのは、一つひとつのプレーで我々の強みと実力を示すことだ」と強調した。
一方、日本は30日、米国テキサス州ヒューストンのヒューストン・スタジアムで行われたブラジルとのワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、1-2の逆転負けを喫した。グループリーグF組を1勝2分けの勝ち点5で無敗突破した日本だったが、決勝トーナメント初戦で敗れ、今大会を終えた。
それでも、塩貝は試合後、自身の発言を撤回しない姿勢を鮮明にした。SNSに批判的なコメントが殺到し、相手選手からも挑発を受ける中、「我々が敗れた以上、どのような批判をするかは自由だ」とコメントした。その一方で、「今になって発言を撤回するつもりは全くない。このまま終わらせるつもりもない」と断言した。さらに、「今大会で味わった悔しさと借りは、今後のワールドカップの舞台で必ず実力で返す」と語り、4年後の大会での雪辱を誓った。














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