強襲揚陸艦に電磁式カタパルトを搭載
「無人機群戦術」を活用する可能性も

中国が独自に開発した最新の076型強襲揚陸艦「四川艦」について、主要装備の搭載が事実上完了したとみられる様子が国営メディアを通じて公開された。年内または2027年初めに実戦配備される可能性が浮上している。
6日、香港紙・星島日報によると、中国中央テレビ(CCTV)は前日、「ドローン空母」とも呼ばれる四川艦の最新の様子を詳しく報じた。公開映像では、甲板の誘導線の塗装に加え、電磁式カタパルト(射出装置)と着艦制動装置の設置もすべて完了していることが確認された。
軍事専門家らは、甲板の表示線まで完成した状態の四川艦が公開されたのは今回が初めてだと指摘している。各種の状況から、艦載機の発着艦試験も最終段階に入ったと分析している。こうした点を踏まえ、年末または2027年初めの正式就役が見込まれる。
四川艦は、全長260メートル、幅52メートル、満載排水量約4万トンの大型強襲揚陸艦だ。従来の強襲揚陸艦が主にヘリコプターや垂直・短距離離着陸戦闘機に依存してきたのに対し、大型空母級の運用能力を備える点が特徴とされる。
特に、これまで大型空母に限って採用されてきた電磁式カタパルトと着艦制動システムを、世界で初めて強襲揚陸艦に導入したとされる。電磁式カタパルトは、重量のある艦載機をより速く安定して発艦させられる利点を持つ。空母の飛行甲板から航空機を射出する中核装備だ。
専門家らは、四川艦が30トン級のJ-35ステルス戦闘機と固定翼艦載早期警戒機KJ-600を運用する能力を確保したとみている。また、GJ-11などのステルス無人機を連続して発進させる、いわゆる「無人機群戦術」を活用すれば、遠距離から地上・海上目標を攻撃する多様な作戦も遂行できるとの見方を示した。
また、2025年11月に就役した中国にとって3隻目の空母「福建艦」と共に空母機動部隊を編成し、南シナ海や台湾海峡などで共同作戦を実施する可能性も指摘されている。
福建艦は、電磁式カタパルトを採用した8万トン級の空母で、全長316メートル、幅76メートルに及ぶ。J-35ステルス戦闘機やJ-15戦闘機などを搭載できる。
中国は数十年にわたり蓄積してきた造船技術と情報技術(IT)を基盤に、米国の最新空母に近い水準の福建艦と四川艦を独自技術で開発したとの評価を受けている。














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