
俳優のハン・ジサンが、約6年にわたって続いた強制わいせつをめぐる疑惑について、自身の潔白を改めて主張した。
2日、ハン・ジサンの所属事務所ブルーステージは、「最近公開された検察の公訴状により、ハン・ジサンが過去の疑惑に関連していかなる犯罪行為も行っていなかったことが法的に明確になった」とコメントした。
ハン・ジサンは2020年、A氏の主張をきっかけに私生活をめぐる疑惑が浮上した。当時、ハン・ジサン側は強制わいせつ行為はなかったと主張し、A氏が逆に5億~10億ウォン(約5,300万円~1億600万円)の金銭提供や1年間の公開交際を要求したとして、恐喝未遂および強要の疑いで告訴した。しかし、検察は男女関係の特殊性や脅迫の程度を立証する証拠が十分ではないことなどを理由に、不起訴処分とした。
その後もハン・ジサンは一貫して潔白を訴えてきたが、議論は続いた。今年3月には、成均館大学(ソンギュングァン大学)演技芸術学科の2026年度第1学期ボイス授業の講師に任用されたものの、一部の在学生が反発し、大学側は任用を取り消した。
その後、ハン・ジサンは自身のYouTubeチャンネルで、強制わいせつ疑惑について改めて説明した。ハン・ジサンは、「一方的、あるいは強制的な行為ではなく、お互いの好意を表現する過程で起きたことだった」と主張。また、「(A氏による)脅迫の深刻さや、ミュージカル業界の特殊性を十分に立証できなかったため、不起訴処分となった」と述べ、A氏との通話録音も公開した。録音では、A氏とみられる人物が「あなたも俳優さんに好意があった。俳優さんが一方的にしたわけではなく、私も当時はよかった」と話す場面が公開された。

その4カ月後、ハン・ジサン側は検察の公訴状を公開し、自身の潔白が法的に確認されたと主張した。公訴状には、「被害者であるハン・ジサンは犯罪を犯した事実はなく、犯罪によって処罰を受けた事実もない」と記載されていた。
また、ある被告が2020年11月から2024年9月にかけて、自身のSNSアカウントでハン・ジサンに関する虚偽の内容を繰り返し投稿したほか、海外の主要メディアの情報提供用メールアドレスにも虚偽の内容を送信するなど、名誉毀損行為を続けていたことも記されている。
ハン・ジサン側は、「検察は、被告がハン・ジサンを誹謗する目的で情報通信網を通じて虚偽の事実を公然と流布し、名誉を毀損するとともに、俳優としての公演活動などを妨害したと判断した」と説明した。さらに、「すでに一部の虚偽投稿については、悪質な投稿者に対する罰金刑が複数回確定している。今回の公訴状は、長年にわたり続いた虚偽情報の拡散や誹謗中傷行為について、検察が改めて厳しく責任を問うたものだ」と強調した。
所属事務所ブルーステージは、「公人であるという理由だけで、事実に基づかない主張や無責任な人格攻撃を受けなければならない理由はない」としたうえで、「今回の件を機に俳優ハン・ジサンの名誉が回復され、根拠のない虚偽情報の拡散やインターネット上での魔女狩りのような行為が繰り返されないことを願っている」とコメントした。また、今後も悪質な名誉毀損行為については、一切の示談や寛大な対応を行わず、厳正に対処していく方針だと明らかにした。
一方、ハン・ジサンはミュージカル『グリース』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』をはじめ、多くのミュージカルや舞台作品で活躍してきた。ドラマ『バラ色の恋人たち』、『ヘチ 王座への道』などにも出演している。














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