トランプ大統領、終戦交渉への支援に意欲…特使のモスクワ訪問準備も
プーチン大統領は軍服姿で前線視察、強硬姿勢を改めて示す
ゼレンスキー大統領とも電話会談…米国が双方と相次ぎ接触

ウラジーミル・プーチン露大統領が米国の独立250周年に合わせ、ドナルド・トランプ米大統領と約1時間25分の電話会談を行った。ロシア大統領府のユーリー・ウシャコフ外交政策補佐官は今回の会談について「実務的かつ建設的な雰囲気の中で行われた」と説明した。
ウシャコフ補佐官によると、トランプ大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前にウクライナ戦争の終結に向けた取り組みを支援する意向を示したという。また、米国の特使スティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏が仲介に向けてモスクワ訪問を準備していると伝えた。プーチン大統領は電話会談でウクライナの戦況に関する自身の認識をトランプ大統領に説明した。
今回の会談では、第二次世界大戦中の米国と旧ソ連の同盟関係にも言及したとされる。ロシア大統領府が別途公表した祝賀メッセージでプーチン大統領は、ロシアと米国は世界最大の核保有国として国際的な安全保障と安定に特別な責任を負っていると強調した。また、両国の建設的で対等かつ相互利益に基づく関係は、国際社会全体の利益にも資すると述べた。
トランプ大統領は前日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とも電話会談を行った。ゼレンスキー大統領は自身のSNSでトランプ大統領との会談は「非常に良いものだった」と評価した。
プーチン大統領は今回の電話会談に先立ち、軍服姿で前線支援司令部を視察した。前線を訪れる様子が公表されたのは約6カ月ぶりだ。プーチン大統領は軍指導部からウクライナ東部の戦略的要衝コンスタンチノフカを制圧したとの報告を受けた。
さらに、ウクライナがロシアの民間インフラへの攻撃を続ければ、ハルキウ州とスームィ州でより多くの地域を「安全保障上の緩衝地帯」として編入すると警告した。
また、ウクライナ側の戦果については「想像上の成果」に過ぎないと評価し、ゼレンスキー大統領らウクライナ指導部を批判した。一方、ウクライナ側はロシアによるコンスタンチノフカ制圧の主張を直ちに否定し、ゼレンスキー大統領もロシアの主張が「事実と異なる」と反論した。













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