メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

離反するMAGAを引き止めたいトランプ氏…「反共」を叫べば選挙に勝てるのか

竹内智子 アクセス  

トランプ大統領、6月以降連日「反共」を強調
MAGA陣営で民主社会主義への危機感が高まる
選挙の切り札を欠き、善悪二元論に頼る
人々の不安をあおる「恐怖マーケティング」
中国「米国の極端な社会分裂が露呈した」

引用:Daum
引用:Daum

米国のドナルド・トランプ大統領が、米国の独立・建国250周年を前後して反共産主義を繰り返し強調している。その背景に注目が集まっている。中国との関税戦争やイランとの終戦交渉などの対外政策で失敗した後、支持層に亀裂が生じ、民主社会主義の勢いが強まるなか、それを抑え込もうとする「恐怖マーケティング」だとみる向きもある。一方、中国は今回の建国250周年行事について、「極端な社会分裂を露骨に示した」と批判した。

米国のドナルド・トランプ大統領流「歴史の立て直し」

ホワイトハウス国内政策会議は、独立・建国250周年の記念日に当たる4日夜(現地時間)、「米国の物語を救う」と題する報告書を公表し、スミソニアン協会傘下の国立アメリカ歴史博物館(NMAH)がゆがんだ歴史観と不適切なイデオロギーを助長しているとして、強く批判した。

同会議は報告書で、同博物館が「米国の物語を称賛すべき国家的遺産として扱わず、市民を分断し、士気をくじき、落胆させる政治的道具としてのイデオロギー的枠組みを明示的に採用している」と指摘した。今回の報告書は、スミソニアン協会の歴史展示のあり方を見直すよう求めたトランプ大統領の大統領令に基づくものだ。

トランプ大統領が共産主義を本格的に前面へ押し出したのは、6月26日に開かれた保守系キリスト教団体「フェイス・アンド・フリーダム連合」の行事からだった。同日以降、トランプ大統領は共産主義を「悪」と位置付け、激しい批判を続けている。独立・建国250周年の記念日に当たる4日には、共産主義をがんになぞらえ、「芽のうちに摘み取らなければならない」と発言した。

少数派だった民主社会主義が台頭

トランプ大統領の一連の動きには、民主党内で広がる民主社会主義に対し、「米国を再び偉大に」(MAGA、マガ)を掲げる勢力が抱く不安が反映されているとの分析がある。MAGA陣営の重鎮とされる第一次トランプ政権のスティーブ・バノン元ホワイトハウス首席戦略官は、米政治メディア「ポリティコ」のインタビューで、米国政治は重大な転換点に立っていると評価した。

バノン元首席戦略官は、人々が既得権益を持つ政治勢力を批判し、新しい政治を求める動きが、民主社会主義の盛り上がりとして表れているとみている。共和党が進歩派による「家賃無償化」を掲げた攻勢に適切に対応できていないとして、「人々に代案を示さなければならない。ただ座して相手を悪魔視するだけでは、決して十分ではない」と苦言を呈した。

昨年、ニューヨーク市のゾーラン・マムダニ市長が当選し、先月にはワシントンD.C.の民主党候補予備選でジャニス・ルイス・ジョージ候補が選出されるなど、富裕層への課税強化や無償教育を掲げる民主社会主義勢力は躍進している。

一方、トランプ政権の政策に反発し、MAGA陣営を離れる人物も増加傾向にある。米国のマージョリー・テイラー・グリーン前共和党下院議員は先月、共和党への支持を撤回する考えを表明したという。グリーン前議員は、トランプ政権に反旗を翻してきた米国のタッカー・カールソン保守派論客のポッドキャストで、こう語った。

「35年間、共和党を一貫して支持してきた。私が離れれば、ほかにも多くの人が離れると思う」

保守系キリスト教徒に訴える善悪二元論

米オンラインメディア「アクシオス」は、トランプ大統領が党にとって厳しい中間選挙の見通しを覆すため、強いメッセージを必要としていたと分析した。ニューヨークをはじめとする一部地域で台頭する民主社会主義者のなかに、その材料を見いだしたという。

共和党は、自由民主主義を守る自らを「善」とし、民主社会主義者、さらにその勢力に取り込まれた民主党を、米国の保守層の根幹にあるキリスト教を認めず、自由を抑圧する「悪」と位置付ける構図で、中間選挙の勝負どころに据えたとされる。

トランプ大統領は、保守傾向の強いキリスト教徒の不安をあおる発言も続けている。トランプ大統領は6月26日、SNS「トゥルース・ソーシャル」に「共産主義者は全ての宗教を攻撃するが、とりわけキリスト教を狙う」と投稿し、「教会を閉鎖し、あなた方の信者を殺すだろう(They will kill your people)」とも書き込んだ。さらに、「全てが無料となる政策を採れば、2~3年後にはその国は破綻する」としたうえで、「食べ物も、住む家も、軍隊も、何もかも失われ、全ての人が苦しむか死ぬことになる」と強調した。

中国、共和・民主両党をまとめて批判

一方、中国の国営メディアは今回の行事について、「米国の党派間対立と社会分裂を最も露骨に示す場だった」として、正面から批判している。中国国営新華社は6日、「米国独立250周年、分裂の自画像」と題する分析記事で、民主党の州知事が率いる相当数の州が行事をボイコットした点に言及している。

新華社は「さまざまな形式の行事が行われたものの、終始、明確な党派の烙印が押されていた」と論評した。さらに、「米国の政治的二極化と社会分裂には根深い制度的問題がある」としたうえで、「生活に直結する課題は二大政党が票をかき集める道具に成り下がり、真の国家運営は後回しにされた」との見方を示した。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ロシアが報復空襲を激化、ウクライナ全土に過去最大級の攻撃
  • プーチン氏が軍服姿で前線視察、ゼレンスキー氏との応酬激化
  • トランプ氏の介入論争拡大、FIFA決定に欧州が反発
  • 3兆円の空母が“格安ドローン”の脅威に直面…米軍最強神話に揺らぎ
  • 中国がSLBM試験発射、周辺国に冷静対応呼びかけも懸念拡大
  • NATO前夜のキーウに黒煙…ロシア大規模攻撃で問われる西側支援の行方

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • プーチン氏が軍服姿で前線視察、ゼレンスキー氏との応酬激化
  • トランプ氏の介入論争拡大、FIFA決定に欧州が反発
  • 3兆円の空母が“格安ドローン”の脅威に直面…米軍最強神話に揺らぎ
  • 中国がSLBM試験発射、周辺国に冷静対応呼びかけも懸念拡大

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • プーチン氏が軍服姿で前線視察、ゼレンスキー氏との応酬激化
  • トランプ氏の介入論争拡大、FIFA決定に欧州が反発
  • 3兆円の空母が“格安ドローン”の脅威に直面…米軍最強神話に揺らぎ
  • 中国がSLBM試験発射、周辺国に冷静対応呼びかけも懸念拡大

おすすめニュース

  • 1
    「いくら稼げれば結婚してくれる?」一度は振られるも3年間誠意を見せゴールイン…“愛妻家”俳優の結婚秘話

    エンタメ 

  • 2
    「トヨタがEV開発中止、レクサス新型セダンに影」部品メーカーへ数百億円補償!

    気になる 

  • 3
    死者2,000人超の猛暑、ついに世界最高峰レースまで直撃…欧州を襲う異常熱波

    トレンド 

  • 4
    結婚式からわずか4日、新婚女優が投稿した哲学的メッセージに憶測拡大「望むものが手に入らないことが幸運」

    エンタメ 

  • 5
    強制わいせつ疑惑から約6年、潔白が証明されたミュージカル俳優が名誉毀損を訴え「一部は罰金刑が確定」

    エンタメ 

話題

  • 1
    「子どもたちは昔の顔を知らない」3児の母としてアメリカで暮らす元人気歌手、美容整形トークまで笑いに

    エンタメ 

  • 2
    「欧州ではできない?」中国のマンションで“屋上から雨”…世界がざわついた猛暑対策

    トレンド 

  • 3
    「え?これ僕の…」フルダイヤの腕時計が空き巣被害に→友人が行きつけの時計屋で偶然発見

    エンタメ 

  • 4
    「あなただけを愛します」…アイドル級の外見を持つ2,000万円の“伴侶ロボット”が注文殺到

    おもしろ 

  • 5
    「話を大げさにしている」他メンバーは復帰へ向かう中、ダニエルのみ契約解除と巨額請求

    HYBEアイドル 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]