終戦覚書は“血に濡れた紙切れ”か...握手の直後に始まった米軍攻撃、“民間人53人が死亡”
2月28日から40日間の本格的な米・イスラエル空爆では4,000人が死亡

先月末から始まった米軍による限定的なイラン攻撃で、イランでは民間人53人が死亡し592人が負傷したと、23日に海外メディアがイラン保健省関係者の話を引用して報じた。
米国とイランは、戦争開始から40日目となる4月8日に停戦したのに続き、長期にわたる交渉を経て6月17日に14項目からなる終戦に向けた了解覚書に署名した。その4日後にはスイスで米副大統領とイラン国会議長が会談した。
スイスで行われた最高位級の会談は、停戦合意直後にパキスタンで開かれた会談と同様、突破口を見いだせないまま終了した。実務者協議が続く予定だったが、6月25日と26日にイランが自国領海内のルートではなく、オマーン沿岸南側のルートを通ってホルムズ海峡を渡ろうとしたとして商船を攻撃し、これを受けて米国は27日にイラン沿岸を攻撃した。
この時点から7月22日までの1か月足らずの間に、米軍の攻撃によって50人を超えるイラン民間人が死亡したという。米国は国際協定を順守し、戦時中に民間人を攻撃しておらず、今回もその方針を守ってきたと強調している。
しかしイラン側は、23日にも米軍が深夜に海岸部ではなく、北部内陸のイラク国境に近いシャラムチェを攻撃した際、民間人2人が死亡したと主張している。
これに先立ち、イラン当局はイラン軍および準軍事組織であるイスラム革命防衛隊の関係者約10人が死亡したと発表していた。保健省関係者が言及した民間人死者53人の中に、革命防衛隊員が含まれているかどうかは不明だ。
一方、米国とイスラエルは2月28日から40日間にわたり、アフガニスタンに近い東部地域を除くイラン各地の2万の標的を攻撃する空爆を実施し、イランで4,000人近くが死亡した。















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