
防衛装備の主要な調達国とされるポーランド政府が、欧州連合(EU)から武器購入資金を調達した直後に、約3兆5,000億円規模の大規模な武器供給契約を締結した。今回の契約には、韓国製多連装ロケット「天武(チョンム)」やK9自走砲のポーランド輸出型モデルである「ホマル-K」「K9PL」関連装備が多数含まれる。
現地メディアなどによると、ポーランド政府は先月30日(現地時間)、南部ノバデンバに位置する防衛企業デザメット工場で、総額790億ズロチ(約3兆5,000億円)に上る武器購入契約29件に署名したという。今回の契約には、歩兵戦闘車「ボルスク」146両をはじめ、「ホマル-K」ロケットシステム用の弾薬・指揮・通信車両1,000台、K9PL自走砲支援車両などが含まれており、いずれも国営防衛企業PGZおよびその系列会社などポーランド国内の防衛企業と締結された。
今回の大量契約は、ポーランド政府がロシアによる欧州侵攻に備え、EUの武器共同購入プログラム「SAFE」から第1次融資を受けた翌日に、異例の早さで行われたものだ。EUは総額1,500億ユーロ(約27兆9,000億円)規模の資金を長期・低金利で融資しており、ポーランドは加盟国の中で最も多い437億ユーロ(約8兆1,000億円)を借り入れる予定となっている。
ポーランドのヴワディスワフ・コシニャク=カミシュ国防相は署名式で、「ポーランド防衛産業の自立と軍事力強化にとって極めて重要な日だ」と述べ、同日に結ばれた契約規模が「世界記録」であると強調した。ただし、政治圏の内外では、資金調達方法をめぐる対立の火種が依然として残っている。













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