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塾講師から東大生へ!?息子と共に東大受験に挑んだ50歳の母親、まさかの結末とは

有馬侑之介 アクセス  

引用:安政真弓さんのSNSアカウント
引用:安政真弓さんのSNSアカウント

本格的な大学入試シーズンが始まる中、息子に代わって憧れの名門大学に50歳で入学した母親の物語が再び注目を集めている。主人公は1962年生まれの安政真弓(63)さんだ。

今月4日付の「産経新聞」によると、彼女は塾講師をしながら2人の息子を育てていた2012年春、50歳で東京大学に合格した。真弓さんは早稲田大学出身で、10代の受験生時代に東京大学を目指したが、2度の挑戦でも合格することができなかった。結婚後は専業主婦をしていたが、塾講師の経験を活かし、次男が小学校を卒業した頃、中学生向けの補習塾を開いた。2011年、次男は第一志望の東京大学に不合格となり、浪人して再受験することに決めた。

この時、真弓さんは東京大学を目指して勉強していた自身の過去を思い出し、「諦めていた東京大学にもう一度挑戦してみたい」と考えた。こうして真弓さんは東京大学の文科を、息子は理科を目指して共に受験勉強を始めた。ただし、真弓さんは塾の運営を続けなければならず、生徒を教える夜間は全く時間が取れなかった。結局、家事を終えた後の全ての時間を勉強に費やすことになった。

真弓さんは受験期間中、スケジュール表を積極的に活用した。まず長期目標を立て、その後具体的な学習計画を週単位で作成した。重要なのは細かすぎないように目標を設定することで、スケジュールの調整が可能なように余裕を持たせつつ、優先順位をつけたという。彼女は「勉強を始めてから諦めようと思ったことは一度もなかった」とし、「東京大学に入れば素晴らしい教授から直接学べることが大きな動機づけになった」と語った。それから1年後の2012年、東京大学の合格発表の日を迎えた。次男はすでに早稲田大学に合格していた。

自宅に届いた合格通知書の宛名には真弓さんの名前が記されていた。息子は不合格で、真弓さんだけが合格したのだった。彼女は「『息子はだめだったか』という思いが最初に浮かんだ」とし、「自分が成し遂げたという実感は後になって湧いてきた」と当時を振り返った。

無事に東京大学を卒業した真弓さんは、在学中にフランス留学も経験し、充実した大学生活を送った。彼女は自身の経験を基に『普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法』という本も出版した。「大学は必ずしも18歳で入学する必要はない。何歳になっても、やりたいことがあれば挑戦してほしい」と真弓さんは語る。現在、彼女は在学中に休業していた補習塾を再開し、生徒たちを指導している。

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