最近、太陽系最大の惑星である木星が、かつては現在よりもはるかに大きかったとする研究結果が、宇宙科学メディア「スペースドットコム」によって報じられた。

21日(現地時間)、国際学術誌『ネイチャー天文学(Nature Astronomy)』に発表された論文によると、木星の歴史初期におけるサイズは現在の約2倍以上であったという。また、当時の木星は現在よりも少なくとも50倍も強力な磁場を持っていたことが確認された。

引用:NASA、ESA
引用:NASA、ESA

この研究を主導したアメリカ・カリフォルニア工科大学の惑星科学科のコンスタンティン・バティギン教授は、「私たちの究極の目標は、私たちがどこから来たのかを知ることであり、惑星形成の初期段階を明らかにすることは、その謎を解くために不可欠だ。今回の研究で、木星だけでなく太陽系全体の形成過程を知るに一歩近づいた」と語った。

引用:カリフォルニア工科大学
引用:カリフォルニア工科大学

研究チームは、木星の過去を解明するために従来の惑星形成モデルを用いるのではなく、木星の衛星であるアマルテア(Amalthea)とテーベ(Thebe)に注目した。これらの衛星は太陽系初期から変わることなく、木星に極めて近く、やや傾いた軌道を公転している。

引用:NASA
引用:NASA

研究チームは、これらの衛星の軌道傾斜を分析することで、原始木星の大きさと磁場の強度を推定することができた。研究チームの計算によると、過去の木星の半径は現在のサイズのほぼ2倍に達し、その体積は地球の2,000倍に及んでいた。現在の木星の体積は地球の1,321倍である。

当時の木星の磁場は現在よりも50倍も強く、惑星に物質が流入する速度が非常に速くなり、木星のサイズが急速に膨張したとされる。しかし、その後、重力によって収縮が進み、体積が減少するとともに自転速度が速まり、木星のサイズは徐々に縮小している。

今回の研究は、木星の形成過程と初期の進化が、太陽系全体の構造を形づくるうえで中心的な役割を果たしたことを強調していると、同メディアは報じている。

川田翔平
川田翔平

江南タイムズはKポップコミュニティの発信地であり、韓国芸能界のホットトレンドニュースをお届けします。

この執筆者の記事一覧 →

コメント0

300

コメント0

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「私の夫になるなら年収1,700万円」…結婚相談所もあきれた「年収200万円」女性の末路
  • 紅海まで封鎖か…原油供給網に非常事態
  • 「妊娠して太っただけなのに…」女性たちが告白した夫や社会からの“痩せろ圧力”の実態
  • ロシア製S-400をUAEへ移転?…トルコ、F-35導入に向け協議

おすすめニュース

  • 1
    「米軍がホルモンまで管理」30歳以上の兵士にテストステロン検査導入へ

    ニュース 

  • 2
    FRB議長「政権とは頻繁に協議」…金融政策の判断は独立性を守る

    ニュース 

  • 3
    エヌビディアのAI半導体H200、中国向け出荷を開始

    ニュース 

  • 4
    米国の海上封鎖・空爆にイランも反撃…「最終的な勝利まで攻撃」

    ニュース 

  • 5
    「兵士4,000人が冷房なし」ハワイ米陸軍基地で空調停止…復旧のめど立たず

    ニュース 

話題

  • 1
    「米国は自分たちの問題に集中すべきだ」メキシコ大統領、政府と麻薬組織の関係を疑うDEAに反論

    ニュース 

  • 2
    「大統領の顔が硬貨に」トランプ氏肖像入り1ドル金貨、米国建国250周年で発行へ

    ニュース 

  • 3
    「我々はトランプを殺す」テヘラン中心部に現れた棺の巨大広告

    国際・政治 

  • 4
    自立を掲げた欧州防衛網に開いた抜け穴、その名は中国製部品!

    国際・政治 

  • 5
    空はまるで火星、山火事の煙に覆われたカナダとアメリカ北東部!

    国際・政治